店頭などでアルバイト募集のポスターを見て「申し込んでみよう!」と思い、いざ店舗に電話してみたら、そこの採用担当者の態度や対応がびっくりするくらい悪い。そういうケースの話です。
「ここで働きたい」と思ったのにこの態度はどうなんだろう…と感じた際にどのようにするべきなのかをここではまとめます。
電話応対はお店の顔
大手さんになると採用向けに個別で電話回線を引いているというところもありますが、基本的にはお店の電話と同じになっているケースが多いはずです。つまり、お客様も同じ回線に向けて電話をかけることがあるわけです。
そこを前提として考えると採用担当者に電話を回される前にそもそもの態度が横柄、という場合はもはやお店として終わっているので面接を辞退してしまって問題ないでしょう。誰が電話応対をしているにせよそのお店のレベルはそんなものです。もしあなたがそこに入ってしまった場合は、その人達の仲間入りとなります。
電話の取次までは良かったものの採用担当者の態度が悪かった場合、これも辞退を検討したほうが良いです
採用担当者はお店の中でも力を持っている人間(例えば店長だったり)であることが多く、その人の下で働くことになるので結局のところ不愉快な思いをしながらアルバイトをすることになります。
そこで働かないことを勧めるワケ
電話応対が悪いところで働かないことを勧めるワケは至ってシンプル。
接客というジャンルで基本となる電話の応対がなっていないというのは、接客レベルの基本ができていないことが多いからです。
あなたが今まで飲食店などを転々としてきてどこへいってもその店を変えていく革命者のような人でない限り、あなたの仕事スキルはその店の水準に合わさっていきます。
つまり、レベルの低いところで働けばレベルの低い仕事しかできなくなりますし、レベルの高いところで働けばレベルの高い仕事ができるようになるという非常にシンプルな原理ですね。
「アルバイトなのでレベルの高い低いなんていうことはどうでもいい」という人もいるでしょう。ただ、仕事の態度って習慣になるのでレベルの低いところで働いているとそれが習慣になってしまって抜け出すのが大変だったり、ちょっと難しい仕事に耐性ができなくなったりするので本当におすすめしません。
…こういうことを書きながら、年寄りみたいだなと思ってしまいましたが(笑)、実際、働く場所の影響って結構あったりするんです。
本当に今後その人と一緒に働くの?
なにより一番考えなくてはいけない点が「本当にその人と一緒に働くの?」というところですね。
おそらくこれを読んでいる人は「電話したけど態度悪いなあ…」というモヤモヤ感を持っているのだと思うのです。
その職場で働くということはその「モヤモヤ」を抱えながら働き続けるということなのです。想像するだけで気持ち悪くなりませんか?
(それを我慢するだけの価値があるのであればそこは覚悟を持って働くという選択肢もありなのかなとも思います)
辞退の方法
私は電話応対のできないところは辞退しましょう!派なので、最後に辞退の方法を。
※面接をドタキャンする、バックレるというのもあるのですが、相手がどうであれこちら側はきちんとしておきましょう。
面接を受ける前であれば
「先日お電話した◯◯ですが、私側の都合で申し訳ないのですが今回の面接は辞退させてください」
といった感じで問題ないです。理由を細かく聞かれることはないかと思いますが、もし聞かれたら「他のバイトが決まった」「家の都合」などでよいでしょう。
面接を受けた後、結果待ちであれば
「先日お電話した◯◯ですが、私側の都合で申し訳ないのですが今回は辞退させてください」
で。受かっているかどうかもわからないところですが、簡単に。
最後に「お忙しい中、お時間をいただいたのに申し訳ありません」など添えると綺麗ですね。
またついつい感情が出てしまうこともあるかもしれませんが、そこは平静を装って、あくまで冷静に対処しましょう。