私は社員として飲食業に入る前に学生時代、飲食店のアルバイトをやっていました。
社員目線とアルバイト目線だとどうしても視点が変わってきてしまうのですが、今回はアルバイト目線で「飲食店のアルバイトを体験してよかったこと」をまとめていきます。
「これから飲食バイトをやってみたいけどちょっと迷っていて…」という人は参考にしてみてください。
人間関係を構築できた
まずなんといってもこれでしょう。
私は飲食のバイトをするまで極力人と関わらなくて済むような短期バイトをしていたので、アルバイトでの人間関係が皆無でした。
ただ、長期の飲食バイト(2年くらいやってました)をすることにより店舗内に仲間ができ、プライベートでも遊んだりするようになりました。
飲食業はチームプレイなので人と関わる機会が他のアルバイトと比べるとかなり増えます。改めて振り返るとこれは本当に良かったです。
中にはアルバイト内で恋愛関係に発展する人もいますが、私はそういうことはありませんでした…(泣)
複数の仕事を処理できるようになった
私が働いていたのはチェーン店だったので基本的にはマニュアルが用意されておりそれにしたがって作業をするというものでした。
ただ、実際に働いてみると単純にひとつの作業をこなせばいいというわけではなく、複数の作業を同時にこなしていくという能力が必要になります。
例えば以下のようなケースで考えてみましょう。
1.レジでお会計をする。
2.お客様が財布からお金を出そうとしている。
3.お金をもらう。
4.ドリンクの準備をする。
5.ドリンクを提供する。
これを効率化しようとすると…
1.レジでお会計をする。
2.お客様が財布からお金を出そうとしている。(その間にドリンクの準備をする)
3.お金をもらう。
4.ドリンクを提供する。
このように一つのタスクを省略することができます。
これは非常に単純な例ですが、「早く提供する」というのも求められる飲食店ではこのような効率化の考え方が重要になってきます。
仕事のあらゆるところに「どこか効率化出来るところはないか?」というのを見出そうとする癖ができたのは社会人になってからも役立っています。
人に感謝された
アルバイトをする前に「お客様に感謝されるのはこの仕事の楽しさです」というのをアルバイトの求人広告などで見て「ホントかな?」とかなり懐疑的でした(笑)
でも実際に働いてみてお客様に感謝されるというのは非常に嬉しいものです。
接客業の楽しさが生まれるのはこの瞬間からですね。
感謝をされると「もっとこういう工夫をしたらお客様が喜ぶのではないか?」という発想にもつながっていいサイクルが生まれます。
まとめ
以上が私の中で印象深い飲食店アルバイトの良かったことです。
実際に働いてみることで他にも色々な楽しさや面白さがあるので、迷っている人はチャレンジしてみることをおすすめします!