アルバイトをやっていると文句あるあるの一つとして「社員と同じ仕事をしているのに給料が全然違うのはずるいし、理不尽だ」とものがあります。
実際にアルバイトとして働いていると「この人何やってるんだろう」「全然仕事をしていないんじゃないか」という動きに見える人もいますよね。

ただ、私は自分が社員側だったのもあるのですが、この「給料が違うのはずるい」という意見にはあまり賛同していません。

そこで今回は「アルバイトと社員の仕事の範疇」についてわかりやすくまとめようと思います。

アルバイトと社員は同じ仕事か?

大前提の部分で「アルバイトと社員は同じ仕事か?」というところ。
私はここが「違う」と考えています。

飲食業のケースで考えてみましょう。分かりやすいのは以下2点でしょう。

・社員の仕事はお店のシフトではなくお店の運用にある。アルバイトはお店のシフト回しをすることが多い。
・最終的な責任は社員が負う。

ここが大きなところではないでしょうか。
前者で言うとアルバイトさんがお店の運用で責任を取るようなことはほとんどないはずです。
売上が下がったからといって上司に叱咤されたりということはまずないでしょう。ところが社員を始め特に店長についてはこのへんの責任をかなり言及されます。
正直どうしようもないこともあるのですが、もちろん店長がそんなことは言えず原因を分析し対応策を考え実行しなくてはいけません。

後者についてはアルバイトの急な欠勤、バックレ、クレームや事故など最終的には社員が責任を取ることになります。
表側から見えるものよりも意外と責任はあったりするのです…

そして経験上、飲食に限った話で言うと社員はこれで生活スタイルを崩されてしまうこともあるので案外大変です。

本当に無責任な人もいる

一方で本当に無責任な人も中にはまれにいます。
例えば店舗でクレームが発生していて、奥の事務所に店長や社員が待機しているのにそのままアルバイトに対処させようとしたり、本来社員が責任を取るべきところをアルバイトにまるなげしているケースです。
こういったことが頻繁に起こる場合は割とブラックな職場のような気もするので、個人的な感覚ですが辞めてもいいのでは…と思います。

「こんな時給でこんな仕事できるか」という人

アルバイトの人の中には「こんな時給でこんな仕事できるか」という人もいますよね。
それはそれでひとつの意見としていいと思うのですが、それであれば自分が納得できる時給と働きの職場に移ったほうが良いです。
お客様からすると社員もアルバイトも変わらないので、そういう姿勢で行くとお店自体が困ってしまいますし、不満を持ちながら働き続けることは自分の精神衛生上良くないのでは?と感じます。

自分が納得できる環境で、思いっ切り気持ちよく働ける場所を探しましょう!