「いざアルバイトに受かったものの、一日出勤してみたら全然思っていたのと違ったのでバイトを辞めたい」
「でもさすがに出勤初日なのでどう伝えたらいいのか分からない」
そんな風に思っている人、いるのではないでしょうか。
今回はそんな人のために対してどうやって辞めたい旨を伝えるべきなのかを店長視点でまとめました。
最初に
最初にちょっと主旨とはズレてしまうのですが、私としては余程環境が悪い(セクハラ・パワハラの類が職場で横行している)だったり、違法行為をしている(高校生なのに深夜まで働かせるなど)、自分の身体に不調をきたした、という以外では少なくともちょっと頑張って欲しいかなと思っています。
実際に数ヶ月働いてみないとその仕事の全体感はなかなか見えないもの。
もしかしたら自分に本当に合っている仕事かもしれないので、もし頑張れるのであれば頑張ってほしいなと思います。
私が強要することでもないので無理なら無理で仕方ないですが。
仕事が難しい・覚えることが多すぎて覚えられそうにない、という人はこちらも参考にしてみてください。
→飲食のバイトをしていて「なかなか仕事が覚えられない」と悩んでいる人へ
どういう理由をつけて断るべき?
話を戻しましょう。
この手の話で一番迷うのは「一日で辞める」という後ろめたさがあること。
ただ、どうしても辞めたいということであればそれをそのまま電話で伝えればいいでしょう。
「一日働いてみたけど自分は頑張れなそうだった」
「働いてみたけど私には厳しかった」
どんな伝え方でも構いません。最後に「申し訳ありませんでした」と伝えてそれで終了です。
地元が近かったり、住んでいるところが近かったりすることも多いかと思うので「親戚の病気」などバレやすい嘘は付かない方がいいです。
店長はアルバイトの人が辞めるということには慣れていることが多いのでそこまで深く追求されることもないと思います。
(とは言っても、やっぱり寂しくはなるものなんですよ!)
絶対に止めた方がいい辞め方は、無断で来なくなること、いわゆる「バックレ」ですね。
辞める方としては「辞める店のことなんて知ったことじゃない」という話なのかもしれませんが、これは「人としてどうかな…」と思ってしまうので辞めたほうがいいですよ。
給料はもらえる?
一日で辞めてもきちんと契約をしている以上は給料はもらえますし、貰う権利もあります。
ただ口座の手続きをしていないような場合は一度口座の手続きをしなくてはいけません。
契約書と初回の研修が一緒になっていることがあるので一日で辞めるとなると口座の情報すら渡していないこともあるでしょう。
あるいは契約書をきちんと手続きしてないということもあるかもしれません。
もしその状況で給料がほしいという場合には、お店に出向くなりして口座情報を店側に知らせなくてはいけません。
さすがに気まずく辞めてここまでできる猛者はなかなかいないとは思いますが、一応権利があることだけは書いておきます…