「飲食店のバイト面接の服装はどういうものが適切なのでしょうか」という質問をいただくことがあるので今回はそのトピックスについて考えてみることにします。

服装はスーツであるべき?

「面接に行くのにしっかりした格好をしよう!」となるとスーツで行かなくてはいけないのではないか?と考える方も中にはいるかもしれませんが当然そんなことはありません。
(でもその心意気は忘れないでほしいと思います!)
飲食のアルバイトさんで多いのは、フリーター、学生、主婦という層なので特にスーツである必要はありません。私服で問題ないです。

ただ、飲食店として注意して欲しいのは次の通りです。

だらしのない格好をしないこと

なかなかそこまで気を回せる人がいないのですが接客業は人に見られる仕事です。
ですのでだらしのない格好というのはそれだけで減点です。
もちろん「私服で働くわけではないのだから私服は自由じゃないか」という言い分もあると思うのですが、私が今まで見てきた感じだとそのだらしなさは比較的仕事にも反映されることが多いです。
直せる部分は直しておきましょう。

体臭・香水などの匂い関係

ここは相当デリケートになって欲しいところです。
御存知の通り、飲食店は人がごはんを食べるところなので匂いについては相当デリケートになります。
体験したことがある人もいるかとは思うのですが、隣のお客さんの香水がきつい、とかありますよね。そういう状況があった時に食事の美味しさも半減してしまいます。
お客さんの場合はたまたま隣になってしまった、という程度で済まされるのですが、店員の匂いがキツイというのはちょっとあってはならない話です。

香水をつけている人は控えて、体臭が気になる、という方は事前に制汗剤をつけておく・きちんと清潔にしておくなどしておきましょう。

髪の毛

これも飲食業の人はよく考えなくてはいけないことです。
まず身だしなみとしてボサボサの髪はきちんと整えておくこと。
これも常識の範囲内で構いません。別にポマードでがっちり固めるなどということはしなくても良いです(笑)

あとはフケ。こちらはとても重要なので気を付けてください。
フケは髪の毛からパラパラ落ちてしまうということもあり、飲食業では異物混入に繋がってしまう可能性があります。
お客さんとして飲食店に入って、自分の頼んだものに店員のフケが入っていたらゲンナリしますよね。
そういう事態を起こさないためにも鏡などでチェックしておきましょう。

その他、髪の毛についてはこちらにもまとめていますので参考にしてみてください。
飲食店のバイト、髪型はどこまで許容範囲?

まとめ

通常は常識の範囲内で対応すれば問題無いですが、念のため上記のようなことを事前に確認しておきましょう。
また店舗によって若干条件が異なることもありますので、求人票はよく読んでくださいね。