仕事をしていて切っても切り離せないのが上司との関係。
自分と上司のタイプが全く合わないと大変ですよね。
特に部下がそこまで気が強くないのだけれども、上司がとても気が強く、言い方もいちいち厳しいような場合。部下はもっとも思い悩むことが多いです。
悩むだけならまだしも、震えが止まらなくなったり、動悸が激しい、食欲の減退、吐き気をもよおすなどの症状が出てきたら黄信号。
うつなど深い症状に入ってしまう前に一度お医者様に相談しましょう。
上司との人間関係がきっかけになることが多い
「仕事が怖くて震えが出る」という人の多くの場合、上司との人間関係がきっかけになることが多いです。
特に声が大きく怒鳴ったり、みんなの前で大声で叱ったり…そういう上司が職場にいると社内の空気がかなりギスギスしますよね。
そういう時は「何だこのクソ上司め」と思っていればいいのですが、真面目で気が弱い人だと「自分のせいなのではないか?」「自分が無能なのではないか」と思い悩んで、自分で自分を追い詰める傾向があります。
一旦そう考え始めてしまうと朝起きた時から「今日も怒られるのではないか」であったり、仕事に行ってからも「もうすぐ怒られるのではないか」と考え始め、気が気ではなくなり…当然そんな生活がいつまでも続けられるわけもなく、精神的にはどんどん負荷がかかっていき、ある時点で膨らんだものが破裂してしまいます。
そこから回復できないわけではもちろんありませんが、一旦ぷつりと精神の糸が切れてしまうと回復するまでに時間がかかるので早期のうちにリカバリすることが重要です。
初期症状に注意。身体に異変が出てきたら
真面目な人の場合「自分の頑張りが足りない」と頑張ってしまいがちですが、身体からすると既に限界を超えていてそのサインを出していたりもします。
それが「体の震え」「動悸の激しさ」「食欲減退」などです。
もちろんそれ以外にも症状はありますが、身体の表面に何かしらいつもと違う症状が出てきて、少しでも「仕事のストレスなのでは?」と思い当たる節があれば心療内科などの病院に行きましょう。
実は私も一度だけ仕事関係(私の場合は上司ではなかったのですが)でこういった症状が出て、休みの真っ只中なのに動悸が止まらなくなってしまい、散々迷った挙句、心療内科に行きました。
最初のカウンセリングで話を聞いてもらって、休暇後に上司に心療内科で診てもらったことを相談し、助けてもらい、何とかなりました。
あまりにつらかったので「退職してもいいかな」くらいに思っていたのですが相談したことでなんとかなりました。
心療内科で診てもらってとりあえずはなんともなさそうだったのと、職場で助けてもらったということもあり事なきを得ましたが、そのまま我慢していたらどうなっていたか分かりません。
異変を感じた際には臆することなく病院で診てもらうことをおすすめします。
病院に行った結果、うつと診断された場合はお医者さんの判断に従いましょう。もし休職後に転職…という場合の段取りを別途まとめましたのでこちらも参考にどうぞ。
→おさえておきたい病気をした後の転職活動の方法。