自分が特別悪いことをした記憶もないのに、上司の自分に対しての態度が他の人と比べて冷たい、他の人と比べてキツイ言い方をするという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
会社内で上司は力を持っているので、覚えのないことで不愉快な態度を取られてしまうと部下としては言い返したり、反抗したりするのが難しいもの。
一般的にこういう人はどこの職場にでもいると言われますが部下としてどのような対応をすればいいのでしょうか。
事例とともにまとめたいと思います。
部下がゲンナリする上司の態度
部下の気分が落ちてしまう上司のありがちな態度を簡単に見てみましょう。
- 上司のさらに上の人間がいると態度が変わる
- 自分の好きなスタッフにだけ優しい。他の人には冷たい。
- 同じようなミスなのに自分にだけはやたらと激昂する
- 機嫌が悪いと話しかけても無視をする、ぶっきらぼうになる
- 面倒臭そうな人にはあまり仕事を頼まない、従順な人にのみ仕事を依頼する
- 男性と女性で態度が違う
こんな上司がいるという人は案外多いのではないでしょうか。
部下からすると「上司は誰に対しても平等であるべき」というのは普通に思うことなので、困惑しますよね。
私も飲食時代に機嫌が悪いととにかく口を利いてくれないという人に会いましたが、なぜ機嫌が悪いのかも分からなかったのでものすごく困惑した記憶があります。
その時は本当に職場が嫌になってしまいました…
どう対処するのがいいのか?
対処の方法について。
「我慢する」というのが一番スタンダードな方法ですが、ただ我慢するだけだとただの苦行になってしまうので、その上司の態度が変わるポイントが何なのか・どこなのかを観察してみましょう。
ゴマをすると機嫌が良さそうとか、お昼ごはんのあとは機嫌が良さそうとか、大体の上司にそういった何かしらの傾向があるものなので観察して、接触しても被害が少なそうなタイミングを図ると仕事に支障が出にくくなります。
この考え方で面白いのは作家の水野敬也さんの「料理長完全マニュアル」のエピソード。
アルバイト先の居酒屋の料理長がむちゃくちゃクセのある人で、みんなどう接していいのかわからなくて困っていた。そこで、僕が「料理長 完全攻略マニュアル」という小冊子を作ったんです。「料理長がこんなセリフを言うときは機嫌が悪いから、こう接しろ」とか、そういうもの。そしたらむちゃくちゃウケたんです。
(水野敬也さん-プロ論。-/リクナビNEXT[転職サイト])
裏側ではこうやって楽しみながら、表では上手いこと接することができれば一番理想的です。
体調には要注意!
上手く対処できればそれが一番いいことなのですが、上手くいかない場合もあります。
そんな時に注意しなくてはいけないのは体調の部分。
我慢に我慢を重ねてストレスを溜めすぎることによって身体に異変が出てくることも多くあります。
体調不良についてはいくつかこのサイトでもまとめていますので、心当たりのある方は参考にしてみてください。
参考
会社が嫌で泣く…そんな時にどう対処すべき?
仕事が怖くて震える・動悸が止まらないなどの症状が出ていたら黄信号。