今の時代、職場環境も厳しいところが増えてきておりひょんなことから精神的に参ってしまって、体調を崩してしまう人は多いです。
厚生労働相のデータによると2002年を境にうつ病の患者の増加が確認されています。

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※参照:「うつ病|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省」参照。単位は「万人」

こういう背景もあり、ちょっと前まで元気だった人でも急に体調を崩してしまうなんてこともそれほど珍しい光景ではありません。
病気になってしまった場合にはお医者さんに通院してきちんと治療してもらうことが先決です。

心配なのはその後。
病気療養をするとある程度の職の空白期間(ブランク)を開けることになり、どうしても転職活動が難しくなったように感じてしまいます。

そこで今回、病気をした後の転職活動のポイントをまとめてみました。
療養期間が完了して「これから転職活動をしよう」という人はぜひとも一読してみてください。

履歴書の書き方

転職活動の入口となる履歴書についてです。
「ここに病気のことを書いてしまうと面接に行く前に落とされてしまうのでは…」と考える人が多いですが、履歴書には病気のことを書く必要はありません。
シンプルに自分の職歴と、前職でやってきたこと、これから面接を受ける会社で何をやりたいのか、などをまとめて提出します。

病気のことについて書く必要はないものの、嘘は絶対に書かないようにしましょう。
例えば職歴が1年くらい空いているのにまったく空いていないように書いたりすることです。

嘘を書いてしまうと経歴詐称になってしまい、場合によっては採用後に懲戒処分を受けてしまうことがあります。

面接でどう言うべきか

次に面接です。面接でもブランクについて聞かれなければ自ら進んで話す必要はありません。

仮に聞かれた場合でも病名までハッキリという必要はなく「体調を崩して療養していました」「お医者様よりもう問題無いと言われている」ということを伝えます。(もちろん真実の場合であり、ここでも嘘はつかないでください)

ここでのポイントは「現在のあなた」がどういう状況かということです。

面接官が一番心配するのは「採用したらまた病気になってしまうのではないか?」という部分だったりするので、その心配をかき消すように「今は元気です」というところをプッシュするように明るく大きな声で笑顔で応対しましょう。

小さいことですがこれひとつを心掛けることで印象も大分変わってきますよ。

決まらなくても気にしない

病気にかかると「採用してもらえないのではないか?」と思ってしまいがちですが、ブランクが長くても決まる時は決まりますし、逆にどんな状態であれ決まらない時は決まらないです。仮に決まらなかったとしてもあまり思いつめることなく気長に構えていきましょう。

また自分自身の転職活動においてどこに問題があるのかは自分の担当転職エージェントの人に相談するとスムーズです。

もし転職の段取りが決まっていなかったら
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