社会人になって仕事とプライベートの話になる時に「私は絶対に仕事・職場の人間とはプライベートで付き合わない」という考え方の方は多いでしょう。
一昔前は家族ぐるみの付き合いだったり、休みの日も顔を合わせているなんてことが一般的でしたが、現在はそういう考え方も希薄になりつつあります。
ただ、会社の社風だったり、周囲の同僚によっては「プライベートも仲良くしたい!」という空気のところもまだまだありますよね。
実際のところ「プライベートと仕事を別にして切り分けたい」という考え方は世間的には普通なのでしょうか。
一般調査されたデータなども踏まえて考えてみましょう。
一般的な女性のデータは「仕事とプライベートは別」の人が多い
マイナビウーマンが22~34歳の働いている女性向けに取ったアンケートがあるので紹介します。
(オンとオフは別? 同僚との「プライベートな付き合い」にまつわる女子のホンネ | 「マイナビウーマン」)
データによると公私をきっちりと分けている人が多いです。
仕事によるプレッシャーだったり、職場での気遣いだったりそういった感情を休みの日まで思い出したくないといったような人の意見が目立ちます。
「仕事とプライベートを別」派の人は「もしかして私は変わり者として見られているのではないか?」と悩む人も多いです。ただこのアンケートの回答を元にすると案外仕事の人間関係をプライベートに持ち込まない人が多いので気にしなくても良さそうですね。
※上記は女性向けアンケートなので、男性のアンケートだったり、職種別(営業さんとか)のアンケートも知りたいですね。
「仕事とプライベートを別」にするメリット・デメリット
次に「仕事とプライベートを別」にすることのメリット・デメリットについて考えてみましょう。
メリット
- 自分の時間がしっかりと取れる
- 仕事上の煩わしい人間関係から離れる時間がある
- 公私混同しなくて済むようになる
デメリット
- 寂しい
- プライベート上の付き合いがないゆえにコミュニケーション不足に陥ることがある
- 一日の大半を占める仕事が割り切りのものになってしまいがち
ざっくりと見てみると「趣味・私生活を中心に考えるか」「仕事を中心に考えるか」になってきますね。
やりたいようにするのが一番健全に過ごせる
ものすごく大雑把な形でメリット・デメリットを並べてみましたが、同僚と遊んだからといってプライベートの時間がひとつもなくなるわけでもないですし、プライベートの時間に遊ばなかったからといって仕事が上手くいかないわけではありません。
今回ピックアップしてみたものも個人の感じ方によるので自分が「これでいい」と思ったら周囲の人の声は気にせず突き進んでいいのではないでしょうか。
正直なところ私は「休みの日でもバーベキューをやってて仲良しです!」といったような求人票を見ているとちょっとゾッとするタイプなのですが(笑)、仲の良い同僚とは普通にプライベートでも遊んでいました。
どっちかにメーターを振り切る、というよりも「仲が良ければ遊ぶ」程度の軽い感覚も選択肢の一つとして持っておいてもいいと思いますよ。