転職を考える人の中には「初めての転職で何をしたらいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
分からないことが多い上に、職場が変わってしまう不安、転職先の環境は良いものなのかどうかの不安、給与はどうなのか、失敗して路頭に迷わないかどうか・・・など様々な不安要素があるかと思います。
そしてネットで調べてみると「初めての転職の心掛け一覧」など、情報量が多すぎてサイトを開いた瞬間に閉じたくなってしまう。そんな人もいるでしょう。私も多くの情報を目の前にしてしまうと反射的に拒否反応を起こしてしまう人間なので(笑)、よく分かります。
そこで今回は初めての転職を迎える人が覚えておくべき3つのポイントをまとめました。
私の考える限りこのポイントさえ抑えておけば困ることはないのでぜひとも確認してみてください。
1.転職したいからといって早まって退職をしない
「転職をしたい」と考えているということは多かれ少なかれ今の職場に不満だったり、先行きのなさを見出しているのだと思います。
ですが、転職が決まる前には絶対に退職をしないでください。
現職に不満があったり、希望がなかったりすることはありますが、社会人生活を続けていれば不満や先の見えなさはよくあることです。
客観的に見ると「今は辞めるべきではない」と絶対的に断言できる時も存在します。そういう時期に衝動的に退職をしてしまうと、転職先も見つかりにくかったり、無収入になって生活のために転職をしなくてはいけなくなります。
転職は今や一般的になっていますが、成功している転職者は得てして慎重に行動しているもの。あなたにとっても例外ではありません。
まずは職に就きながらの転職活動を心掛けましょう。
2.必要な情報だけを選んでもらう、選ぶ
転職を始めようと思った際にウェブで情報を集めてみると、情報が非常に多いことが分かります。
困ってしまうのがウェブに書いてある意見が全て同じではないこと。もちろんこのサイトで薦めていることと全然逆のことを言っているサイトもあるでしょう。
日常の仕事ですら忙しいのに情報を一斉に集めてそれを自分で取捨選択したり、情報の信憑性を確かめるのって相当面倒ですし、やりたくないですよね。
そこで私がオススメするのは転職エージェントに相談してしまうこと。
エージェントに登録して、相談をすれば転職活動に必要な情報や、自分がわからない情報・必要な情報が欲しい時に手に入ります。
わかりやすく言うと転職向けのパートナーを雇うようなものです。
「雇う」と言ってもエージェントは転職先の企業からお金を貰うことになっているので、お金がかかることはありません(※求職者に金銭を請求することは法律で禁じられています)。
エージェントを使うと「履歴書や職務経歴書の書き方を知りたい」「面接のポイントを知りたい」「キャリア形成について知りたい」など自分の知りたい情報を教えてくれます。
ネットだと画一的な情報なもののエージェントはあなた向けにカスタマイズして教えてくれるのでより役立つ情報が効率的に手に入ります。
私がおすすめしているのは「リクルートエージェント」です。
リクルートエージェントは遅い時間や土日などに対応しており、また人材の中でも最大手なので求人数もあります。
他にもいくつか企業はあるので気になる所があれば探してみてもいいでしょう。
3.行きたい会社の情報をきちんと調査する
転職エージェントに登録をしておけば、行きたい会社の情報も含めひと通りの情報は手に入ります。
ただし、私は更に企業の口コミサイトへの登録をおすすめしています。
おすすめしているのはキャリコネ。
(私も登録しているので使い勝手が分かるのと情報が集まっているのを確認しているため。もちろん登録〜利用まで全て無料です)
社員・元社員による情報が掲載されているので、転職したい・受けてみたい企業の内情などを知ることができます。
エージェントも転職先企業の情報は掴んでいるものの完璧ではないこともありますので、こうした第三者の意見を集めておくことでブラック企業などに行ってしまうリスクを下げます。
3つのポイントさえ守っておけばなんとかなる
まとめます。
- 転職したいからといって早まって退職をしない
- 必要な情報だけを選んでもらう、選ぶ
- 行きたい会社の情報をきちんと調査する
私の考える範囲ではこの3点を抑えておけばまず大きく失敗することはないでしょう。