「そろそろ転職しようかな」と思い始めた時に一番最初に転職サイトに登録することを考える人もいるでしょう。どの転職サイトがいいのかわからないので、GoogleやYahoo!で「転職サイトおすすめ」などと検索。色々なサイトに書かれている内容を比較してみたもののそれぞれの評価がバラバラで一体どこにしたらいいのかわからない…そんな状況の方も多いのではないでしょうか。
当サイトでは一貫して「転職サイトは使わずに転職エージェントを使ったほうがいい」としているので、今回も転職エージェントをおすすめします。
散々いろいろなサイトを見た人にとってはさらに頭を悩ませることになるかもしれませんが、今後の転職活動の参考になると思いますのでどうして私が「転職サイトよりも転職エージェントをおすすめするのか」の理由だけでも読んでいってください。
転職エージェントを使って求人を募集する会社が圧倒的に多い
従来であればハローワークや求人サイトに企業が広告を掲載して、それを見た求職者が応募する、という仕組みが主流でした。
その流れが転職エージェントの登場によりここ何年かで変わりつつあります。
理由としては求人サイトを使った募集にデメリットがあるためです。
求人サイトを使って人を募集する際の企業側のデメリットを見てみましょう。
- 広告を出すと求人が来るもののまったく的外れな人材が来ることが多い
- 良い人材が採用できても出来なくても求人広告費がかかってしまう
広告費を支払っているのに、良い人材に当たるかどうかは運次第。求人サイトにはそんなデメリットがあります。
そこで転職エージェントの登場です。
転職エージェントは「募集している人材」をエージェント側で選定して、企業に紹介するというもの。
紹介された時点で企業側は転職エージェントにお金は支払わず、良い人材が見つかって「採用」となった時点で支払いが発生する成功報酬型です。
求人をする企業にとっては「良い人材が採れた時にだけお金を支払う」という便利なサービスなので、この仕組みを使用する企業がどんどん増えているというわけです。
実際に数値で見てみると求人サイトに掲載されているいわゆる「公開求人」よりもエージェントに登録されている「非公開求人」の方が現在の市場では圧倒的に多いことが分かります。
(「転職市場で非公開求人はなぜ多いのか? 怪しくない?」より。求人サイト「リクナビネクスト」と転職エージェント「リクルートエージェント」の求人数比較)
求職者の転職方法も転職エージェントが主流に
また求職者側も転職エージェントを利用することが多くなってきています。
求職者からすると転職サイトを使っても転職エージェントを使っても利用料金は発生しないのでお金の問題ではありません。一体どんな理由でしょうか?
一番大きな理由としては、多くの求職者が一番心配している「ブラック企業」の問題です。
求人票は「できるだけ良い人材が安く手に入るように」企業側でやや誇張されて書かれていることが多いです。
ブラック企業のようにひどいところになると求人票に明らかに嘘と言っても過言ではないようなことが要項に書かれていたりします。応募する人からすると求人票を見ただけではそんなことは判断できないので、そのまま応募し、採用。ブラック企業に入社…といった流れができてしまいます。
このように企業の求人票と現実とのギャップが増えてきた背景もあり、企業の内情などにも詳しい転職エージェントが求職者に重宝されるようになっています。
転職エージェントは企業の内情も詳しく知っていることが多く、求職者にそれを直接伝えることができるので、転職サイトと比較すると求職者がもらえる情報量が違います。
以上のような理由から転職サイトを比較検討するという段階にいるのであれば、転職エージェントを使うことをおすすめします。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト
これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
転職はどれくらい情報を掴めるかがカギになっているので転職サイトと転職エージェントに登録して求人幅を広げ、口コミサイトで会社の情報収集をするいう方法をおすすめしています。(すべて登録無料)
求人最大手リクルート系列の運営する転職サイトです。日本最大級の転職サイトなのでここにしか掲載されていない限定求人が87%も。転職を始めようと思った時にはまずはここから。自分の強みが簡単に把握できる「グッドポイント診断」もおすすめです。
リクルートグループの強みもあり、扱っている非公開求人数が9万件以上。転職エージェントの中でも圧倒的な件数があるのが特長。また土日や平日の夜20時以降も相談できる体制ができている ので忙しい方にも使いやすい会社です。30万人以上の転職成功実績があり、多くの人が年収アップに成功しています。