万全を期して面接に挑み、面接時の面接官の反応もそこまで悪くなかったにも関わらず落ちてしまった…ということは転職活動においてはよくあることです。

誰でも面接に落ちてしまうのはいい気分のするものではないので試行錯誤をしながら次の面接に挑むのですが、中には非常に回り道となっているような努力をしている人もいます。
今回は私が考えるできるだけ近道で合格するための手段を紹介します。

「面接に落ちる人の特徴」を読んで反省する意味のなさ

面接に落ちてしまって落ち込んでいる人の中には「面接に何故落ちたのか」「面接に落ちる理由」などと検索する人がいます。
そこでよくありがちな「面接に落ちる人の7つの特徴」のような記事を読んで「自分は全てに当てはまっているんじゃないか…」などと落ち込んだりします。

この「面接に落ちる人の特徴」を見ることはほとんど意味がないと思ってください。

理由は2つあります。

  1. 自分を客観視できていないので本当に当てはまっているかがわからない
  2. そもそも落ちたのは自分が原因なのかも明確ではない

順番に解説しますね。

「自分を客観視できていないので本当に当てはまっているかがわからない」について。
あなただけの話ではなく、ほとんどの人は自分を客観的に見ることができません。自分から見た自分というのはどうしても「主観」という偏りが出てきてしまいます。
同じような能力の人でも悲観的な人であれば「面接に落ちる人の7つの特徴」と言った記事を読んで「自分は全て当てはまってるのでは?」と思いますし、楽観的な人であれば「自分には関係ない」と思うわけです。判断としては曖昧です。
このような自己判断はあまり参考にならないので考えるだけ無駄です。

次に「そもそも落ちたのは自分が原因なのかも明確ではない」。
面接に落ちるのはなにも自分だけの問題ではありません。募集を掛けていたものの既にいい人材が別に見つかってしまった、とか、会社の都合で人材採用ができなくなってしまった、などということも。
もしあなたが落ちた理由が会社の都合だった場合は、そもそも自分の力ではどうにもならなかったということです。
この場合、運の要素がかなり強いので反省することに意味はないですよね。

自分を偏りなく見てくれるのは他人しかいない

ではどうすればいいのか。

転職エージェントなどを使って模擬面接のようなものをやってもらうことです。模擬面接を行ってもらうことによる有用性は以下の通りです。

  1. 自分のことを客観的に他人に見てもらえる
  2. 企業に合わせた目線で面接をしてもらえる

模擬面接は他人が見てくれるので、前述した「主観」の部分は一切省かれます。
実際にやってみると「話が長すぎてまとまっていない」「考えている時に貧乏ゆすりをしていた」「身だしなみがダメな部分があった」・・・など自分では気付けないようなところに気付きを得ることができます。

そして「企業に合わせた目線で面接をしてもらえる」。こちらが最大のメリットと言えるでしょう。
A社、B社の2社の面接をするにしても会社ごとに見ている点が全く違うことがあり、画一的な面接対策をしていたところで合格率はあがりません。
そこで転職エージェントにはその目線を入れてもらって模擬面接をしてもらいます。エージェントが紹介してくれる会社については、エージェント側でも企業の内情を知っていることがほとんどなので、よりリアリティのある予行演習が出来るといえます。

以上のように、面接は落ちた理由を考えるのではなく、次の面接にどのように挑むのかを考えた方が効率的です。
合格率を上げるために模擬面接を行いましょう。

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