一次面接に通ってちょっとホッとしているのもつかの間。二次面接の日程が決まって慌てている人も多いでしょう。
二次面接は企業の社長や役員など経営者が出てくる最終面接の立ち位置だったり、そうではなくとも現場の重要な責任者が出てくることがほとんどです。

会社によって面接のスタンスが大きく変わってくるのが二次面接や最終面接ですが、ここでは一般的な質問内容や対策をまとめます。

※転職エージェントを使っている場合、担当コンサルタントが面接官の役職やどういった質問をされるのかなど詳細を知っていることがあるので必ず詳しく聞くようにしましょう。

二次面接・最終面接はどんなことを確認されるのか?

どこの会社でも共通ですが、二次面接は一次面接よりも役職的に上位の人が多いです。少なくとも部長クラス以上、最終面接の場合は役員・社長など経営陣であることがほとんど。
一次面接はどちらかという現場レベルの面接では今持っているスキルや、現場の人間として一緒に働きたいかどうかが確認されますが二次面接では全く違うことが見られます。

役職が上位になればなるほど、会社の数値を追う立場になってくるので「この人を採用することで会社の数値(売上や利益)は伸びるのか?」「会社の社風をより良くすることができるのか?」といった点を確認されます。
極端な話「現場レベルでは良い人材」と判断されても「社風に合わなくて不採用」「経営的に見るとあまり良くないので不採用」となるのもこの面接段階で多いです。

また最終面接の場合「社長や役員との顔合わせ程度」としているところも多いものの、私は過去に最終面接を受けてみたら強烈な圧迫面接だったこともありました(そして上手く対応できず不採用でした^^;)。
最終面接まで行くとある程度能力は認められているということなので自信は持っていいと思うのですが、油断はしないように気を付けましょう。

付け焼き刃の対策はせず、自分の軸を改めて振り返っておくこと

一次面接が受かった段階で二次面接の日程が決まることが多いので、時間があっても一週間程度。付け焼き刃な対策は通用しません。
前述の通り「一次面接に受かったらある程度実力があると認められている」というのは間違いないので(※)、自分の実力そのものには自信を持っていいでしょう。
※二次面接以降の上位職の人は基本的に忙しいので「合格させてもしょうがない」という人は一次面接の採用担当者によって足切りされます。

その上で振り返っておきたいポイントを5つにまとめました。

  1. 一次面接でアピールしたことの振り返り(一次面接の情報は次の面接官に伝わっている)
  2. なぜ、転職を考えたのか?
  3. なぜ、この会社を選んだのか? またきちんとこの会社のことを知っているか?(志望動機と会社理解の振り返り)
  4. 自分は5年、10年先に入社してどんなことを成し遂げたいのか?
  5. 自分を採用してもらう事により会社にとってどんなメリットがあるのか?

二次面接用に対策を組むというよりも、今まで考えていたことをどのくらい理路整然と説明できるか、自分の軸にブレがないかを試される面接です。

必要以上に怖気づく必要はなく、自分の持っているものを100%発揮し、自分という人間がどういう人間なのかを知ってもらえるように臨みましょう。

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