未経験のアルバイトだと最初のうちは全然慣れなくてともかく叱られる、という人もやっぱりいます。
飲食などは特にスピード重視であることが多いので「遅い」と上司に言われることもしばしば。
そして焦って仕事をするとミスをしてまた叱られる…という悪循環に陥ります。
今回そんな悩める人たちにどうやって頑張ればいいのかアドバイスをいくつかまとめてみます。
「要領が悪い・覚えが悪い」という理由にしない
よく「私は要領が悪いので…」「覚えが悪いので…」という人がいますがこの発想は一旦捨てた方がいいです。
「要領が悪いからできない」「覚えが悪いからできない」と決めつけている時点で「どうしたら仕事が早くなのか?」と考えるところからどんどん遠ざかっていきます。
仮に要領が悪いにしても「要領が悪い私でも仕事が早く出来る方法はないだろうか?」といったような「考える」スキルを身に付けましょう。
覚えが悪いと言う人については別項でポイントをまとめているので参考にどうぞ。
参考:飲食のバイトをしていて「なかなか仕事が覚えられない」と悩んでいる人へ
「教える側の問題」という思考停止
教えられる側でごくまれにこういう風に言う人がいます。
「私が悪いのもわかるけど、教える側にも問題があるんじゃないか?」
もちろんそういうケースもあります。
例えば、そもそも教えてくれない、怒鳴る、手を挙げてくる、覚えが悪いと言われ無給で働かされる、やたらと身体に触ってくる…など。そういった場合はもう「覚えが悪い」云々ではなくパワハラ・セクハラの可能性もありますので個人的には辞めてしまってもいいのかなと思います。
ただ、それ以外のケースに関しては「教える側が悪い」とは思わない方が無難でしょう。
なぜなら「教える側が悪い」という意識を持ってしまうと、徐々に「覚えられないのは自分のせいではない」という意識を持ってしまい、仕事を改善するのに必要な「どうしたらできるようになるのか」という思考をしないようになってしまいます。思考停止状態になってしまうんですね。
「教える側が悪い」と思ったのであれば「それはどう教えれば覚えやすいのか」を考えるようにしましょう。将来自分が教える側に回った時に役に立ちますよ。(教えるのってやってみると実は意外と難しかったりします)
上司に聞ける環境であれば積極的に聞くのもあり
もしあなたの働いている環境が上司や先輩に聞きやすいという環境であれば「私はどうすれば仕事が早くなりますか?」と聞いてみるのが一番手っ取り早いです。
「仕事が遅い」と一口に言っても人によって遅い原因は様々。慣れれば一気に早くなる人もいますし、行動を先読みすれば早くなる人もいます。
あなたの行動を見ているのは上司や先輩なので聞いてみると一番具体的なアドバイスを得られるでしょう。
直接聞くのが難しい環境であれば、教えられた範囲内で自分で工夫していくしかありません。
これはこれで教えてくれる環境と比較すると悪いようにも見えますが「自分で考えて行動する」というのはどんな仕事でも重要なスキルなので、のちのち役に立ちます。それに自分で仮説を立てて行動して成功した時にはなにものにも代えがたい楽しさもありますしね。
通して言えるのは「自分で考える」のが重要ということ。
私も要領の良い方ではないですが、要領の悪い人は要領の悪い人で必死で考えると仕事はいずれできるようになります。
ただ、これを読んでも明日から急にできるようになるわけではなくゆっくりと目に見えないくらいの速度で成長していく感じです。
成長している感じがわからないと、もやもやすることも多いのですが、日々考えに考えていれば成長はしています。頑張りましょう!