転職活動は時間とパワーを使うものなので、転職を考えている人の中には「退職をしてから転職活動をする」という人もいるでしょう。
でもその前に退職してからの転職活動のメリットやデメリットについて知っておくことはとても重要。
今回は退職後の転職活動の実際のところにフォーカスしてみましょう。
退職後に転職活動をするメリットとデメリット
一番最初にメリットとデメリットについて。
(メリット)
- 時間に余裕ができる
- 自分の将来についてゆっくり考えることが出来る
- のんびりすることができる
(デメリット)
- 金銭的に余裕がなくなる
- 職が決まらない時の焦りが大きい
- ブランクが出来ると不利になる
退職してから活動することの一番のメリットとしては「時間的な余裕ができる」といったところに尽きるでしょう。
ともかく仕事が忙しすぎてどうにもならないという人は転職活動がしやすいです。
その一方で「金銭的に余裕がなくなる」「転職先が決まらない時の心の焦りが大きい」というのが最大のデメリットです。
特に一人暮らしの人の場合はお金の減り方が尋常ではありません。失業保険の手続きは早めにしておきましょう。
また退職前には比較的楽観的に「そのうち決まるだろう」と考える人が多いのですが、その反面決まらない時の心の焦りも大きいのがデメリット。
焦りに焦って自分の中で転職先に対してのハードルを下げた結果、ブラック企業に入ってしまった…なんてこともよくある話です。
在職中と退職後。面接官に印象が良いのはどっち?
次に面接官がどういった印象を持つのかについて。
面接官視点から言うとどちらの印象が良くてどちらの印象が悪いといったことはありません。
ただし、先程のデメリットで記載した通り「ブランク(退職してからの無職期間)が長い場合」については不利になることが多いです。
ほぼ確実に面接官の人に聞かれることになるのが「退職してから今までの間、何をしていましたか」といったもの。
そこで曖昧な回答になってしまうと印象が悪く、「フラフラしていたのかな」とか「前職を勢いで辞めてしまったのかな」といった印象を受け、面接官は「もしかしたらうちの会社に入社しても突然辞めるなんてことがあるのではないか?」と考えてしまいます。
面接官が一番避けたいのは「採用した人材がすぐに退職してしまう」というところなので要注意です。
「転職時、履歴書の職歴空白期間をどのように理由づけするのがいい?」でもまとめていますが、長期の空白期間ができてしまった場合には転職エージェントの方と相談をしてみて印象の悪くない伝え方を考えましょう。
このように一長一短はあるものの、私個人としては「在職しながらの転職活動」をおすすめしています。
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