転職活動で多くの人が気になるのが転職後の年収について。
転職成功談などで「転職して給与が◯倍に!」なんていう話もよく聞きますよね。転職活動の中でも年収アップは成功体験の一つと言えるでしょう。

と言っても、お金の話は非常にデリケートなものなので言い出しづらいのも事実。

そこで今回は転職活動中の希望年収についてどうやって交渉したらいいのか、どのくらいの額が妥当なのかをまとめてみます。
実際に面接の現場では年収で折り合いがつかないで内定が決まらないなんてこともあるので転職者の方は必見です。

「年収交渉が苦手」という人は非常に多い

年収交渉について興味深いデータがあるのでまずはそちらから見てみましょう。

 Tech総研のアンケート調査によると、「言いづらいから」「雇ってもらえるだけマシ」などの理由で、転職時に年収交渉しない人が59%に上ることが分かった。
「言いづらいから」――転職時に交渉しないと年収ダウン? (1/2) – ITmedia ビジネスオンライン

ちょっと古い(2008年)データになりますが、ここから数年で急激に交渉ができる人が増えたとは考えづらいので、おそらく今でも「年収の話は言いづらい」という人は多いと考えられます。
「年収交渉は苦手」という人が多いものの、年収の話をきちんと伝えないと企業の思うがままになってしまうというのも事実。
転職するのにお金の部分は手放しで諦めなくてはいけないというのはちょっとさびしいですよね。

そこで交渉するのが苦手という人におすすめするのは転職エージェント。
転職エージェント言い出しづらい年収交渉を自分の代わりにしてくれるので非常に気が楽です。
転職活動をしているほとんどの人が年収交渉をしたことがないと思われますがエージェントの人はこの手の交渉のプロ。あなたの長所や経歴などあらゆる素材を使って全力で年収交渉をしてくれます。
※入社した際に年収の何%かをエージェントが採用企業側に受け取る仕組みになっているのでエージェントの方も必死になります。

また「どうしても年収を上げたい」と思っているような場合はエージェントの担当者に最初から「年収を上げたい」と伝えれば、条件に合った求人を探してくれます。

希望年収は根拠を持って出す

希望年収を伝えるのに気が引ける人が多くいますが、面接官も給料交渉は視野に入れているので年収の話をすること自体は問題ありません。
(お金の話ばかりになってしまうと「お金があればどこでもいいのか」「仕事に対しての熱意がないんじゃないか」と思われるので注意が必要です)
多くの場合、「当社に入社することになった場合、希望する年収はありますか」といったような質問をされます。その場で自分の思っている希望額を素直に伝えましょう。

注意しなくてはいけないこととしては一つ。
「なぜその年収を希望しているのかの根拠」です。

例えば同業種転職で「前職が300万円だったので同等か、それ以上でいただきたいです」というのは理解できますが、異業種の完全未経験で同じことを言うと「未経験なのになぜ給料を上げなくてはいけないのか?」といった疑問が浮かびます。
採用側としては人材をできるだけ安く雇いたいというのが本音なので高給を出すことには非常に慎重。自分が希望年収を伝える際にはきちんとその根拠を伝えられるようにしておきましょう。

基準は「あなたの希望年収で採用して、企業側がそれ以上の利益を出せるかどうか」です。
年収400万円を希望して企業が年に400万円以上儲けられればいいわけではありません。採用費、会社の運営費用、福利厚生など諸々のものを含めるともっと利益を上げられなくてはならないのです。
よく「年収の3倍売上を立てなくてはいけない」という話がありますが、会社にかかる経費のことを踏まえてのことなのです。細かくはじき出す必要はないですが、考え方は覚えておきましょう。

このあたりの「自分の市場価値」というのも転職エージェントを使うと客観的に見えてくるので便利です。

もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト

これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
転職はどれくらい情報を掴めるかがカギになっているので転職サイトと転職エージェントに登録して求人幅を広げ、口コミサイトで会社の情報収集をするいう方法をおすすめしています。(すべて登録無料)

リクナビNEXT(転職サイト)

求人最大手リクルート系列の運営する転職サイトです。日本最大級の転職サイトなのでここにしか掲載されていない限定求人が87%も。転職を始めようと思った時にはまずはここから。自分の強みが簡単に把握できる「グッドポイント診断」もおすすめです。

リクナビNEXT
公式サイトへ
リクルートエージェント(転職エージェント)

リクルートグループの強みもあり、扱っている非公開求人数が9万件以上。転職エージェントの中でも圧倒的な件数があるのが特長。また土日や平日の夜20時以降も相談できる体制ができている ので忙しい方にも使いやすい会社です。30万人以上の転職成功実績があり、多くの人が年収アップに成功しています。

リクルートエージェント
公式サイトへ