このページの概要は…
- 9〜10月に秋採用のピークが来る
- 転職を考えているなら今すぐすべきことを知る
- 転職先は妥協しない
8月に入り、会社が夏休みモードになりのんびりしてきたところで
「そろそろ転職を検討しようかな」
と考えている人も多いかもしれません。
もし8月から転職しようかなと思っているのであれば、「今すぐ」諸々の準備をしておいた方が良いです。
8月の求人状況は少なめだが…
「8月に今すぐ準備をした方がいい」と冒頭に書きましたが、8月に求人がたくさん出回っているのかというと実はそういうわけではありません。
春採用の2〜3月に転職のピークを迎え、それ以降は求人の募集も緩やかに落ち着いていきます。
実際のデータを確認してみましょう。
データを見ても分かる通り、8月自体は求人数は目立って多くはありません。
それではなぜ「今すぐ転職活動の準備をすべき」なのかというと、9〜10月に秋採用のピーク(求人が大幅に増加)が来るためです。
(これは求人推移を見ても理解しやすいところでしょう)
ここでもしかすると
「9月からピークが始まるのであれば9月から転職活動を始めれば良いのでは?」
と思う方がいるかもしれません。
端的に回答すると「9月からの転職活動は9月からでは遅い」です。
転職活動は会社調査・履歴書準備・面接準備・面接・給与交渉などさまざまな段取りがありおおむね3ヶ月を目処に見るのが良いとされています。
9月から始めたのでは遅いというのは分かりやすいですし、実は8月でもちょっと遅かったりするのです。
転職を考えているなら「今すぐ」やらなくてはいけないこと
「今すぐ転職活動をしましょう」と言われても何をしたらいいのかがわからない人も多いでしょう。
私が転職活動のセオリーとして推しているのは次の2点のみです。
- 企業の口コミサイトに登録
- 転職エージェントに登録
1.企業の口コミサイトに登録
転職市場のピークが目前に迫っていて、焦りだすと目先の企業研究などがおろそかになりがち。
そして焦ってよく調べないまま入社したところ「自分に全く合っていない社風だった」「ブラック企業だった」なんてこともあります。
このような「入社したら自分の望んでいた会社と全然違った」ということをを防ぐために企業の口コミサイトに登録して情報を収集します。
私が利用したのはキャリコネ。
(他にも企業の口コミサイトで言うと転職会議やVorkersなど様々なサイトがあります…が使ったことがないので割愛します)
私が使ったことがあるのがキャリコネだけなのでキャリコネについて解説すると、現役の社員や元社員による口コミが書き込まれているサイトです。
例えば残業状況だったり、給与状況、福利厚生など、面接では聞きづらいことが、かなり生々しく書かれています。
ちなみに私も自分自身の前職の口コミを見てみたのですが「残業がなくならない」などリアルな書き込みが多かったです(笑)
信ぴょう性を知りたい場合には自分の現在の職場や、前職の口コミなどを確認してみるといいかもしれませんね。
話が少しそれてしまいましたが、実際に働いている人の生の声を見てみることで自分と合いそうか、そうではないかが事前につかめてくると思います。
少しでも転職後のミスマッチを防ぐためにも、私は口コミサイトでの調査をおすすめします。
2.転職エージェントに登録
「どちらかだけ登録しておけばいい」という考え方もありますが、私個人としては両方登録しておいたほうが便利だと思います。
転職サイトと転職エージェントの違いは次のようなものです。
- 転職サイト:サイトに登録して掲載されている求人情報の中から自分で応募する。全て自分で完結するが、自分のペースで活動可能。
- 転職エージェント:サイトに登録して担当コンサルタントと会い、求人の紹介をしてもらう。面接時間の調整や、伝えづらい希望年収の調整をコンサルタントが交渉してくれる。
二つ登録しておくことによってどちらのメリットも享受できる、いわゆる「おいしいとこ取り」の作戦です。
「二つも登録するのが面倒」という場合には取扱求人の多い(※)リクルートエージェント(転職エージェント)に登録しておくと良いでしょう。
※実際に全国の求人データを調べてみましたがいずれの都道府県でもトップクラスの求人数となっていました。
エージェントに登録しておくことで模擬面接や履歴書の添削、内定後の給与交渉なども行ってくれるので転職活動がスムーズに進みます。
重要:転職先は妥協しない
最後に重要なことを書きます。
転職先だけは絶対に妥協しないようにしましょう。
「9〜10月が秋採用のピーク」ということを知ってしまうと「9〜10月にピークが来て、11月以降は閑散期になって求人がなくなってしまう」と錯覚しがちです。
当然ですが11月以降に求人がなくなるというようなことはなく、9〜10月と比較すると相対的に少なくなってしまうだけで、転職のチャンスは11月以降もあります。
そしてこれは繰り返しお伝えしている部分なのですが「求人数が少なくてもそこに自分が入りたい会社があるかどうかが重要」ということです。
極端な話で言うと9〜10月に10,000件の求人があっても自分の行きたくない会社がほとんどであれば意味がありませんよね。
逆に11月に求人が5,000件になったとしても(※)その中の100件の求人が自分の行きたい会社だった、というような場合、11月の求人の方が意味があると言えます。
※求人数はあくまで例えなので同じ比率で求人が減少するわけではありません。
求人の総数が増えれば増えるだけ自分が行ってみたい会社の求人が増える確率が高まることに間違いはありません。
ただ、焦って行きたくもない会社に妥協はしないようにだけ注意しておきましょう。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト
これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
転職はどれくらい情報を掴めるかがカギになっているので転職サイトと転職エージェントに登録して求人幅を広げ、口コミサイトで会社の情報収集をするいう方法をおすすめしています。(すべて登録無料)
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