結婚を目前に転職を考える男性は世の中に多いです。
考えるきっかけとなるのは以下のようなもの。

  • 勤務時間が長過ぎるのでもう少し余裕のある仕事に就いて家族との時間を大事にしたい
  • 給与が低すぎて家庭を養っていけるだけのものがないのでもう少し年収を上げたい
  • 仕事が不安定(給与や待遇など)なので安定した会社に行きたい

今回は結婚目前の転職をする際に気をつけなくてはいけないポイントをまとめてみました。

転職が先か、結婚が先か

まずいちばん最初に「転職が先か、結婚が先か」について。
転職を先に決めてしまうことをオススメします。

転職は思っている以上にストレスや精神的な負荷がかかってくるもの。
それらのストレス要因を全て完了させてから幸せな結婚生活に入っていった方が良いでしょう。
結婚を先にしてから転職活動をした場合に、思いのほか転職がうまくいかずに家庭でイライラとなってしまっては目も当てられません。

また男性は気付きにくいのですが、女性は「応援をしたい」と思っているものの男性がイライラしているので気遣ってなにも言えなくなってしまうということも多いです。
そこから家庭内の不和が表面化していくということも…。

平和な結婚生活を過ごすために、もしまだ選択できる余地があるのであれば転職を決めてから結婚をしましょう。

転職は相手に報告すべきか

転職することを結婚前の女性に伝えるかどうか、悩む人が多いところです。

基本的には相手にはきちんと報告しておいた方がいいでしょう。

転職が決まってある日突然「転職したから」と言われても、相手からすると「どうして事前に一言言ってくれなかったのか…」と感じてしまいます。

友達ならともかく、これから一緒に家族として生活するという相手なので話せることはできるかぎりオープンにしておいた方がその後の結婚生活にも支障がありません。

ちなみに私も飲食時代に転職を考えた際に相談しましたが、当時のハードワークを相手も知っていたためすんなりと賛成されました。

相手が納得するような労働環境(残業が多い、給料が低いなど)を提示すると説得力が増すでしょう。

財政的な面は確保。在職中しながらの転職を

次に必ず現職に就きながらの転職活動をしてください。退職をしてからの職探しはご法度です。
これから結婚するというのを目前にして退職後の仕事探しは主に財政面であまりにもリスクが大きすぎます。

楽観的な人は「なんとかなる」と思いがちですが、結婚は自分一人の人生ではなくパートナーと一緒になるということです。
自分のことだけを考えていればいい独身時代とは話が変わってくるので、彼女のことも、将来の家庭のことも考えて財政面は必ず確保するようにしましょう。

結婚前の転職先探しで絶対に抑えておきたいポイント2点

結婚前の転職は結婚後の家族のことも合わせて考える必要があります。
重要なのは次の2点です。

  1. 家族を支えられるだけの収入を確保できるか(特に子供ができた時に重要)
  2. 残業が多すぎないか

順を追って解説します。

1.家族を支えられるだけの収入を確保できるか

あなた自身と恋人とで各々仕事をしているときには二人分の収入があって、一緒に生活をしてもまだ余裕があるでしょう。

ただし、結婚をする場合、将来子供ができたときのことを考えなくてはいけません。

子供ができた場合、まず奥さんが産休に入る、あるいは、専業主婦となるために退職をするという可能性があります。
この段階で家庭の生活費はすべてあなた自身の給与で支えることになります。

こうした将来を見据えた上で「年収アップができるのか」「昇給の見込みはあるのか」なども含めて検討していかなくてはいけません。

2.残業が多すぎないか

給与だけ見ていると見落としがちなのが残業面。

給与は上がったものの残業が大量に増えたということになると、家庭の時間も取れず、家庭がうまくいかなくなる…なんてこともあります。

残業がゼロではないにせよ、きちんと家庭のことを見据えて労働環境を整備している会社なのか、残業は積極的に減らそうとしている会社なのかを確認する必要があります。

収入が増えて、残業を少ない会社を探す方法

「収入を増やすこと」「残業はできるだけ少ないところを選ぶこと」が結婚目前の転職で考慮する重要なポイントですが、おそらく多くの人が

「そんな条件のいい会社あるの?」

と思っているのではないでしょうか。

結論から言うと、条件のいい、素晴らしい会社はあります。

ではどうやって探すのか。
答えは簡単で転職エージェントを利用することです。
(参考:転職サイトと転職エージェントの違いは?

例えば求人を探す際に面接で「給料を上げてほしいです」「残業は少ない方がいいです」というのはなかなか伝えづらいものですし、伝え方によっては悪印象になってしまう可能性があります。
こうした交渉しづらい部分や聞きづらい部分を自分自身の代わりに行ってくれるのが転職エージェントで、スムーズに条件にあった企業を探すことができます。

また、転職サイトに求人掲載する企業よりも転職エージェントに「非公開求人」として募集する企業が多いため、転職エージェントの方が条件のそろっている企業も探しやすくなっています。
(ちなみに同じリクルート系列のリクナビNEXTリクルートエージェントの求人数で言うと、求人件数は10倍以上リクルートエージェントの方が多いです)

「面倒くさいことを代行してくれる」「求人件数が多い」という理由から、転職エージェントを利用してみることをオススメします。

行動はとにかく早くすること

最後に「行動はとにかく早くすること」です。
転職をすると決めたら転職エージェントに登録をその場でしてしまいましょう。

「もうちょっと経ってからにしよう」「来週から始めよう」という姿勢で行くとズルズルとそのまま1ヶ月が過ぎ…2ヶ月が過ぎ…と何もしない状態が高い確率で続いていきます。
通常であればそのような状況でも「転職する時期じゃなかったんだ」という話で済みます。

ただ、結婚を考えている人にとってはこの遅れは致命的です。

前述のとおり、結婚前には転職を決めてしまっているのが理想的な状況なので一日でも早く行動をしないと結婚生活にも影響が出たりします。

結婚後に転職ができないわけではないですが、家庭ができて子供が出来て…となると転職のプレッシャーは独身時代の比ではありません。

行動は「一日でも早く」です。

また結婚を控えていると転職の失敗を極力減らす必要があるので口コミサイトなどでも情報収集もきちんとしておくことをおすすめします。
(参考)転職先がブラック企業かどうか見分けるには企業の評判サイトを絶対使うべき

もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト

これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
転職はどれくらい情報を掴めるかがカギになっているので転職サイトと転職エージェントに登録して求人幅を広げ、口コミサイトで会社の情報収集をするいう方法をおすすめしています。(すべて登録無料)

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