「退職後に転職活動を行った場合に、転職活動が上手くいかず空白期間がある」「病気などの理由により空白期間ができてしまった」など職歴に空白期間が出来てしまうのはよくあることです。
ただ、その空白期間を面接官にどのように説明するのかは一番悩むところですよね。
今回はどのように理由を説明すべきかをまとめてみました。もし参考になりそうなものがあれば使ってみてください。
やってはいけないこと
まず絶対にやってはいけないことを二つだけ覚えておいてください。
- 嘘や経歴詐称
- 自己否定
前者の「嘘」についてはほとんどの場合バレます。
特に思いつきで出てきたような嘘(資格の勉強をしていた、御社の業界についての勉強をしていた)についてはちょっと突っ込んだ質問をするとすぐにボロが出てしまい、すぐにバレて、そこで不要な人材と判断されるので絶対にやめましょう。
少なくとも自分が体験したことだけをありのままに喋ったほうが好ましいです。
また空白期間が長引くと前職の在職期間を伸ばしたり、調整をしたりしようと考える人もいるようですがこちらもやってはいけません。
こちらについては運良く採用が決まったとしても後から何かしらの形で詐称が発覚した場合、懲戒解雇の対象となる場合があります。
もう一つ重要なのが「自己否定をしないこと」です。
職が決まらず空白期間が長引いていくと自己嫌悪に陥り、自分否定をしがち。
そうなるとその自己否定の空気や自信の無さが表面上に現れてくるようになり、面接官にとってもネガティブな印象しか与えず、より採用が決まりにくくなります。
カラ元気いいのでポジティブに自分を表現していきましょう。
病気の場合
よくあるのが「うつ」のように精神的に参ってしまって空白期間が長引いてしまうケースです。
人事側としてはうつの発症した背景を知らないので「自社で同じことになったらどうしよう」と敬遠しがちなところがあります。
空白期間が短いようであれば「療養」「休養」で通しても良いでしょう。
一方で長期に及んでしまった場合には「正直に話してそれでも大丈夫なところをじっくり探す」といった転職活動の戦略を取っている人もいます。(そして実際にそれで上手くいっている人も)
非常にデリケートな問題なので自分の症状や、自分が発症した背景などに合わせて転職コンサルタントさんと相談してみると良いでしょう。
過去の事例と合わせて適切な回答を出してくれるはずです。
特に大きな理由がない場合
最後に特に大きな理由がないケースです。私もこれでした。
私の場合は3ヶ月のブランクで、かつ、飲食店であまりに休みがなかったこともあり「辞めたら絶対に3ヶ月休もうと思っていた」とそのまま伝えました。(本当は半年休もうと思っていたのですが…)
周りの人の話を聞いていると意外と普通に喋ってしまう人は多いです。半年間、失業保険で暮らすために休んだ猛者もいました。
ただ、その中でも一日中動かなかったということではないかと思うので「まとまった時間が取れたので◯◯について学んでいた」「長期休暇はなかなか取れないのでこの機会に旅行に行っていた」など喋ってしまっていいでしょう。
ポイントは「長期休暇はこの機会にしか取れないので」と添えること。
例えば旅行自体は転職活動と関係ないですが「まとまった休みがなかなか取れない」というのは日本の社会では共通認識なので、意外と理解されることも多いですよ。
もちろん最初に書いた通り、嘘は厳禁です。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
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