当サイトでは転職活動は「転職エージェント」と「口コミサイト」に登録して、より自分にマッチした転職活動を出来るようにおすすめしています。
そして「口コミサイト」のおすすめとしてピックアップしているのが「キャリコネ」。

今回はこの「キャリコネ」にどのくらいの信頼度や信憑性があるのか、という部分と、「そもそも書き込みをしても大丈夫なのか、身バレしないのか?」といった安全性の部分に目を向けてみたいと思います。

キャリコネってどんなサイト?

まず最初にキャリコネの概要から。
キャリコネは株式会社グローバルウェイが運営する口コミサービスです。
クチコミ投稿者は現役社員や元社員の方がきちんとした会員登録(非公開で氏名・職歴など真っ当なものを登録)をしてから投稿するので情報提供者の信頼度は高いです。

会員のサイト内では「口コミ・評判」「年収・給与明細」「転職面接」「残業・休日出勤」の項目で仕事についての情報が掲載されています。情報提供者が自由に書き込みができるところもあるので、その書き込みを見てみるとその企業がブラック企業なのかどうなのかがある程度見えます。(休日出勤が当たり前等の書き込みが多い、などで判断)

社会人だけではなく学生の方も使うことができるので就活の情報収集として使うのもいいでしょう。

口コミ情報の信頼性・信憑性は?

キャリコネに限らず全ての口コミサイトに言えることですが、記載されている情報を全て鵜呑みにして信じるのは非常に危険です。
というのも、同じ物事に対しても人によって感じ方が全然違うということがあるため、ある人の感じ方=あなたの感じ方ではないからです。
自分が大嫌いな人でも、他の人はその人のことが大好き、ということがありますよね。それと同じで会社のことも人によって考え方が違います。
そういった感覚の違いがあるということを前提に口コミ情報は確認しましょう。

特に企業の中には口コミの回答数が非常に少ないものもあります。
そこだけを参考にしてしまうとかなり偏った意見になる可能性もあるので注意しましょう。

また、キャリコネでいいな、と思うのは情報をきちんと精査しているところです。こちらは公式に掲載されています。

・130文字以上の入力必須とし、コピー&ペーストを禁止しています。
・投稿上に対して、プログラムまたは目視による掲載後検閲を行っております。
・不適切投稿の通報機能を設置し、検閲作業の一助としています。
・キャリコネ独自の掲載基準に則り、不適切な投稿もしくは実存性が疑われるデータは、非掲載処理をしています。
・広告によらない企業の真の姿を伝えるため、企業からの投稿削除依頼は、情報の違法性が明確に提示されない限りは対応しておりません。
キャリコネの信憑性と信頼性 | キャリコネ

少なくともいたずらによる投稿だったり、企業による操作などができないようになっています。
さらに更新日時(投稿の日付)も掲載されているので情報の鮮度もわかります。
そこは信頼性としては高いのかなと感じますね。

不用意な書き込みをしなければ身バレのリスクはない

個人情報は完全に保護されているので書き込みをしたからといって会社に身バレするようなことはありません。そのへんの安全性はしっかりしているといえるでしょう。
ただし、自分の不用意な書き込みで匿名ではありつつも身バレしてしまうこともあります。

例えば私が会社で「ハンバーガー伯爵」というアダ名を付けられていたとして

「会社はいい会社だったが、上司が途中から私のことを『ハンバーガー伯爵』とからかうようになっていた。上司の影響力が強いため会社ではその点で苦労したものの…」

などと書くと当たり前ですが身バレします。もっとも、ここまで極端な例はないと思いますが、書き込む際には投稿する前に一度自分で読み直し、個人が特定できるような文言がないか確認するようにしましょう。

また登録をしても書き込みしなくてはいけないという義務はないので、身バレが気になって仕方ないという人は閲覧のみにして書き込みはしないという方向にするとよいでしょう。

最終的な掲載情報の判断方法

前述の通り会社の評判は個人差があるので「その人にとって事実だったとしてもその他の人には事実ではない」ということが往々にしてあります。
ただ、そうなってしまうと口コミ情報そのものをどうやって参考にしたらいいのかがわからなくなりますよね。
そこで、一番手っ取り早い判断基準としては、現職や前職の掲載情報を確認してみることです。
それらの情報を見て自分の感じ方とどう違うのかを見てみると良いでしょう。

その感覚で転職希望先の会社の口コミを見てみると情報の判断がしやすいでしょう。

参考:キャリコネ