転職の際に異業界への転職を考えている人は多いでしょう。
私も飲食業界ではやっていけないと思ったので、異業界のIT業界に転職し今に至ります。
ただ、転職だけでもそれなりのプレッシャーや不安があるのに、業界を変えるとなってくるとまったく未知の領域なのでもっと不安が高まってきますよね。
そこで、これから「業界を変えて転職をしたい」という人向けに、業界変更をする際のポイントをまとめてみました。
最大のメリットは「同業界の悪しき風習にとらわれなくなる」こと
冒頭に書いた通り私は飲食業からIT業界に転職しました。
元々休みがない飲食業に嫌気が差して退職を決意。
最初に「どこに転職しようかな」と考えた際に飲食業に転職するのも選択肢にありました。
ただ、調べてみるとほとんどの飲食業の会社が同じように「休みが少ない」「ハードワーク」という状況に陥っており「これは飲食業内で転職しても同じような不満で続かないのでは…」と考えます。
そこで色々と考慮した結果IT業界に転職したのですがこれが正解。きちんと休めるという暮らしを手にすることが出来たのです。
「店長をやっていた」という経験を活かして他の飲食業の会社に行っていたら、給料は上がっていたものの飲食業独自のハードワークからは抜けられなかったでしょう。
違う業界に転職することで、自分が今まで働いていた業界の「悪しき風習」から抜け出すことが出来るのもメリットの一つと言えます。
デメリットは「一から業界の知識を勉強しなくてはいけない」こと
業界が変わると知っておかなくてはいけない内容も変わります。
例えば飲食でやっていたこととIT業界でやっていることは全くの別物です。
新卒から約5年程度飲食業界に勤めて店舗運営に関する色々なことを学びましたが、業界を変えることでそれが全く役に立たなくなります。下手したら入社した際にいた新卒一年目の人にも負けている可能性があるのです。
業界を変えて転職する一番のデメリットは「一から業界の知識を勉強しなくてはいけない」。ここに尽きるでしょう。
新しい環境に入ったら全くの新人です。
もちろんマネジメント経験や対人能力、社会人の基本的なマナーなどは業界が変わっても同じようなものなので必ずしもゼロからのスタートというわけではありません。
こういう背景もあり業界を変更するということは「新人」と同等。未経験採用の扱いになるので、経験者が求められがちな転職市場では採用のハードルも上がります。転職エージェントの担当者と自己PRの方法をしっかりと話し合いましょう。
(おまけ)ラクでオススメの業界って?
「とにかくラクをしたい!」という人は「ラクな業界がないだろうか」と考えるかと思います。
もし「ラクであれば業界は気にしない」ということであれば「業界」を探すのではなく「ラクな会社」を探した方がいいでしょう。
私は「飲食業からIT業界に行って楽になった!」と書いていますが、それを見て「IT業界はラクそうだ」と考えるのは間違いです。
私の場合IT業界の中でも割とホワイトな部類の会社にいますが、IT業界の中には「デスマーチ」という言葉に代表されるような超絶なブラック会社もあります。
ラクをしたいということであれば会社を基準に選んだ方がベターです。
求人サイトの広告では「残業なし!」のようなことが書かれていても実際には残業がでたらめに多いなんて会社もあるので、ラクな会社を選ぶ際にはエージェントを使って労働環境のいい会社を探してもらいましょう。
※「ラクな会社を紹介してください」というのはさすがにどうかと思うので「残業が少ない会社」など、明確な条件を提示してください。
またその会社が本当にラクなのかどうかを口コミサイトを使って調べることも忘れずに。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト
これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
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