「会社のことが嫌で嫌で仕方ないけど、これは後ろ向きな転職なんじゃないか?」
そうやって自分に言い聞かせて全然転職しない人がいます。
私も転職する前は「甘えなのではないか」とか「逃げなのではないか」と思い悩んでいたので気持ちはわかります。
ただ、一度転職をすると「嫌な会社にいる意味なんてない」とはっきりと認識できるようになるので、もし会社が嫌で仕方ないけどなんとなく躊躇しているという人には転職をおすすめしたいと思っています。
転職をする人は少なからず会社に不満がある
世間では「後ろ向きな理由で転職をすると必ず失敗する」とストイックさを煽ってくる傾向にあります。本当にそうなのでしょうか?
実際にリクナビネクストが転職者に向けて「退職理由の本音」を調査した結果は以下のようになっています。
1位 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった:23%
2位 労働時間・環境が不満だった:14%
3位 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった:13%
4位 給料が低かった:12%
5位 仕事内容が面白くなかった:9%
(退職理由のホンネランキングベスト10/リクナビNEXT[転職サイト])
表で「上司が嫌いでした」「残業が嫌いです」と言わないだけで多くの人がこういった環境面での不満を持っているのがわかりますね。
本音はこんな感じで、面接の時に「こういう仕事をしてみたい」「将来のことを考えると別の仕事に行った方がいい」という建前が出てくるのです。
ちなみに私の退職理由の本音は「2位 労働時間・環境が不満だった」でした・・・
人生の半分近くの時間を嫌なもののために使うなんて不毛
会社の仕事はほとんどの場合、1日8〜9時間。残業などを入れていくともっと時間を使っています。
人によっては一日の半分近くを会社で費やすという人もいます。つまりは人生の半分近くを会社で過ごすようなイメージです。
つまり、会社がつまらなくて、嫌だということになってしまうと人生の半分以上の時間を「嫌な時間」として過ごさなくてはいけないわけです。それって仕事の問題ではなく、自分の人生を無駄にしていますよね。
ただつまらないだけならまだしも、不満を積み重ねていってストレスを溜め、体調を崩してしまうという人もいます。
そうなってしまうともはや本末転倒です。
本来仕事とは自分の人生を豊かにするためのもの。
自分が何かをすることによって、人に喜んでもらったり、社会的な存在感を感じる、本来なら「喜び」を感じるものです。
仕事のことを考えるといつも憂鬱になってしまったり、嫌な気分になってしまう人は早く転職してしまいましょう。
自分の環境を変えられるのは自分しかいませんし、環境を変えることで変わることって多いですよ。
少なくとも私は転職をして人生が変わったと思っています。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
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