転職活動をしている際に気になる「学歴」。
世の中の流れとして「成果主義」「実力主義」と呼ばれるような時代になってきていますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は転職活動と学歴に関しての関係性について調べました。
「自分にはさしたる学歴がない」「学歴がないので転職活動は不利なのではないか」といったような学歴にコンプレックスを持っている人は必見です。
(はじめに)履歴書には学歴をどこから書くべきか
まず一番最初に履歴書の「学歴」欄をどこから書くのかについて。
大卒・短大卒の人であれば高校卒業の年月を記載するところから始めて問題ありません。
高卒の人も同様で、中卒の人であれば中学卒業の年月を記載します。
仮に浪人や、留年などの空白期間が大きい場合にはポジティブな理由で説明できるようにしておきましょう。
(空白期間と言っても1年程度であれば特に聞かれることもないでしょう)
転職活動では原則的に「即戦力」「経験者」「今までの職場での実績」といったようなことを求められることが多く、学歴は気に止められないがほとんどです。
私も面接官をやっていて学歴を見るのは「この学校、友だちが行っていた!」程度のものでしかありません(笑)
学歴についての有利不利の是非
では学歴は転職活動で全く関係ないのかというと現実的にはそういうわけでもありません。
よく言われる地頭信仰の強い会社であれば「◯◯大学を出ているので地頭はいい」というような考え方をするところもあります。
特に履歴書を提出する段階では学歴は強みになるといえるでしょう。
ですが、あくまでいくつかある基準の一つであることは忘れないようにしましょう。
例えば次のような事例です。
- 高学歴の有名大学を出ているものの職を転々としていて何をやっていたのかよくわからない人
- 低学歴なものの最初の職場でグループのリーダーなどをやっていて成果を出している人
極端な例ですが採用担当の目に留まるのは明らかに職場で成果を出してきた人です。
学歴を気にしているのであればまずは社会人になってからの自分が出してきた成果を履歴書や面接でプッシュしていきましょう。
※余談ですが、自分自身の学歴コンプレックスの枠の中に一生はまっていくことになるので、求人サイトの「学歴不問」のようなカテゴリばかりを狙うことはおすすめしません。過去の学歴なんかどうにでもなってしまうのが社会なので、そこを楽しんでしまった方がいいのではないかと個人的には思います。
エージェントと自分の「職歴」の棚卸しをしよう
「社会人になってからの成果をプッシュしていく」という言葉を聞いて「自分は今まで特に目立った成果を出したことがないし…」という人もいるかもしれません。
ただ、自分で出した成果について気付いていないだけということも往々にしてありますし、自分が「大したことではない」と脇に置いていたものが実は企業の求めるものだったりすることもあるものです。
もし「自分の成果が見当たらない」といったような場合には、自分の担当の転職エージェントの人と徹底的に話し合った上で自分の職歴の棚卸しをすることをおすすめします。
棚卸しをすることで自分でも気付いていなかった強みに気付け、そこに気付くと面接の時の顔も自信のある顔に変わっていくものです。
(信じれらない話かもしれませんが面接官をしていると表情だけですぐにその人の自信の有無が見えてきます)
学歴に自信がない人はまず自分の職歴の棚卸しをし、企業に対しての「武器」となる部分を準備することが重要と言えるでしょう。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
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