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このページの概要は…

  • 4月は時期的に求人数は減るもののタイミング的に難しいわけではない
  • 自分の行きたい会社が4月に募集をかけている可能性がある
  • 4月に「転職したい!」と思ったら、すぐ動くべき

新入社員などを中心に新しい人が会社に入ってくる4月。
転職活動をしている人も、人の動きがある4月入社を狙っている人が多く、1〜3月は特に転職市場が活発になります。

4月から転職活動を開始しようと思っていた人は

「4月からだと時期的に不利?」
「4月からだと決まりにくい?」

という疑問を持ってしまいますよね。

既に社会人として働いている方の中には転職市場の緩急などは関係なく「4月に転職しよう考えている」「3月にプロジェクトが一段落して、4月からだと転職活動をしやすくなる」という人もいるはずです。

今回は4月から転職活動を開始したいという人向けにどのように考えて行動すればいいのかをまとめました。

4月は時期的に転職は難しい?

まず現実的な問題として4月は前述のとおり、新卒なども含め人が多く会社に入ってくる時期なので中途採用の募集も減少傾向にあります。

実際のデータを確認してみましょう。

(平成29年1月〜12月の「平成29年 新規求人数の推移」) 参考:産業別新規求人数の推移(一般)(平成29年度~)

年始の春採用ピークの1〜3月に比べ、4月の求人数が大きく落ちているのが見て取れますね。

ただし、4月に転職したいと思ったら今すぐ始めるべきです。

何故かと言うと、転職活動においてもっとも重要なのは「自分の行きたい会社がその時期に募集をかけているかどうか」だからです。

これはどの時期に転職活動をするにしても共通して重要なことなので必ず覚えておいてください。

自分の行きたい会社・やりたい仕事が募集している可能性を逃さない

簡単に例を出しましょう。

求人サイトで1月と4月の求人数が次のような数字だったとします。

  • 1月:求人募集数50,000件
  • 4月:求人募集数5,000件

数値だけ見ると

「求人数も1月に比べると少ないし、また求人数が増えるタイミングで転職活動をしたほうがいいのかもしれない」

こんなふうに考える人もいるかも知れません。

ただ、もしも4月の数少ない求人の中に自分の行きたい会社や自分の行きたい業種の求人があったら、4月に転職活動をしない手はないですよね。

結局のところ、時期によって求人の数が大きくなろうが小さくなろうがそこに自分のやりたい仕事・行きたい職場があるかどうかが重要なのです。

転職したいと思ったらすぐに行動

「1〜3月の転職活動が有利」とか「9〜10月の転職が狙い目」といったような時期にまつわる話も巷には出回っています。

例年の求人数の傾向を見ると必ずしも嘘ではありません。
(求人数が多ければ多いほどチャンスが広くなるというのは事実なので)

ただし、前述の通り今まさに目の前に自分の行きたい職場や、やりたい仕事の募集が転がっているかもしれないので4月に「転職したい!」と思ったら、4月から全力で転職活動を開始すべきです。

実際に活動してみて自分の行きたい仕事がたまたまこのタイミングで求人を募集していて申し込んでみたら受かった…ということになったらこんな幸せなことはありませんよね。

確率論にはなりますが、行動をすればそういったチャンスが来る可能性が高まる、行動をしないと絶対にチャンスは来ないのです。

実際に行動してみて、もしも自分のやりたい仕事、行きたい会社の募集がされていなかった場合には、情報収集などの時間に充てるといったこともオススメです。

自分が狙っている(気になっている)会社の情報を収集してみるとか、エージェントの人に企業の情報を聞いてみるなど、先々の準備にあてるといった行動をしてみます。

仮に今すぐ転職できなかったとしても、転職の準備を着々と進めていくことで転職活動が本格化した時にじわじわとその効果を発揮し、最終的に自分の行きたい会社にスムーズに転職できることにつながっていきます。

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