このページの概要は…
- 社会に出たら誰もが「辞めたい」と思う!(実体験)
- なるべく避けておきたい「バイトをしながら次を考える」という方法
- 王道の転職パターンを知って失敗を避ける
社会に出て「頑張ろう!」と働き始めてみたものの、ちょっと時間が経って振り返ってみると
「あれ、なんか思ってたのと違う」
「思っている以上につらいな…」
という感覚に陥ることは多いです。
悶々としているうちに「向いていない気がする」「やる気が全く起きない」「将来ここで働き続けている気がしない」と考え始め、「もう辞めたい」と思うこともありますよね。
そんな人のためにどうすべきか、考えてほしいことをまとめました。
あくまで私個人の意見としてですが、参考になれば嬉しいです。
社会に出たら誰もが「辞めたい」と思う!(実体験)
高卒の人に限ったことではなく、入社後にすぐ辞めたい!と思う人がいます。
「思う人がいます」というか、おそらく多くの人が働き初めの頃は「しんどいし、働きたくない」と考えます。
私も例外ではなく、新卒の数ヶ月はずっと辞めたいと思っていました。
仕事場に行けば叱られるし、仕事も思うようにできない。上手くいくことが一つもない。
入社前に思い描いていたワクワク感はなんだったのか。
社会人の9割が最初はそんな生活です。
そしてそのうちの何割かの人が続けながら結果を出していく。そこで初めて仕事が楽しくなります。
入社したばかりの頃はいわゆる修行期間のようなもので、自分だけが上手く行っていないような感覚になってしまいがちなものの、最初からうまくいっている人はほとんどいません。
私は新卒で入った会社はひとまず3年は続けた方がいいと思っています。
もし3年が厳しそうなら1年は頑張ってみてほしいところです。
1年経てば仕事で面白いところや、自分に向いているかも、と思うことに一つや二つ出会う可能性がありますし、1年経っても全然面白くないというのも見えてくるでしょう。
とにかく早めに辞めた方がいいケースもある
「せめて1年は頑張ってみて欲しい」と書きましたが、とにかく辞めることを考えた方がいいケースも2つあります。
辞めた方がいいケース(1):心身に異常が出た場合
1つ目は心身的に異常が出た場合。
私は一貫して「心身的に異常をきたす前に辞めましょう」と書いています。
もし、「食欲がない」「眠れない」「涙が出る」などのことがあれば会社の人やお医者さんにまず相談しましょう。
そして精神的な安全を確保した上で転職しましょう。(転職の方法は後で書きます)
自分の身体や体調は第一に考えてくださいね。
辞めた方がいいケース(2):勤め先がブラック企業の場合
もうひとつは勤め先がブラック企業だった場合。
ブラック企業と一口にいっても色々なパターンがありますが、例えば「セクハラ・パワハラの類がひどい」「残業時間が明らかにおかしい」「休みがない」などそういったものです。
ブラック企業で特徴的なのが創業期から頑張ってきたような上司が「昔はもっと厳しかった」「今は全然マシ」「これでキツイというのは甘え」というような謎の武勇伝を挙げてくること。
私の前職にもこういった人がいましたが耳を傾けるだけ人生の時間の無駄です。聞き流して転職の準備をしましょう。
なるべく避けておきたい「バイトをして次を考えたい」パターン
「辞めたい」という高卒の方の意見を見聞きしていて「ちょっと危ういな」と思うのが、「退職して、いったん落ち着くまでアルバイトで食いつなぐ」という考え方です。「アルバイトをして資格を取る」なども同様です。
なぜ危ういのかを説明します。
アルバイトから社会人に戻るのは難しい
一旦社会に出て社会の厳しさや社会人としての大変さを知ってしまうと、相対的にアルバイトは非常に楽に感じます。これはもうほぼ間違いないです。
体感的に楽なので「もうちょっとこの生活でいいかな…」と思ってしまい、気が付いたら何年もアルバイトをやっていた、ということも世の中にはたくさんあります。
ここで問題になってくるのはアルバイトだけを何年も続けたあとにいざ就職しようとすると、再就職がかなり難しくなるということ。
例えば3年間アルバイトを続けていた人と、3年間社会人を続けていた人であれば、3年間社会人を続けていた人の方が転職活動でも圧倒的に評価されます。
これはやる気の有無や能力の高さの問題ではなく、社会がまだまだそういう仕組みという現実として知っておいてください。
「バイトしながら資格を取る」の危うさ
次によくある「資格」について。
単刀直入に言うと資格は就職するのにあくまで補助的な存在でしかないので「資格=就職できる」ではありません。
「資格を取る」ということが目標になっていると本末転倒です。
もちろん「実は昔からやりたかった夢があってそのためには資格が必要だ」ということであればいいでしょう。
ただし「一旦アルバイト生活をしながら」という方法だと、気が付いたらズルズルと何年もアルバイトをしていて、かつ資格も取れていない状況に陥ることが多いので私はあまりおすすめしません。
多くの人が誤りがちなのですが「時間があったら◯◯する」という考えは、実際には「時間があっても◯◯しない」であることがほとんどです。
「バイトをしながら…」というのは、余程の意志の強さがある人にしかおすすめしません。
どうやって転職すれば正社員転職できるのか?
意外に思うかもしれませんが、辞めること自体はそこまで難しくないんです。
上司や責任者に「退職したい」ということを伝え、そこで完了します。
※退職の意思を伝えれば基本的に会社側に拒否権はありません。(参考:退職を申し出たのに上司にうやむやにされて一向に退職の手続きが進まない時どうする?)
ただ、大して経験を積まないまま退職をしてしまうと次の職場を探す難易度がとてつもなく上がります。
「高卒で転職して正社員になれるのか?」
「周りの人に就職できるだけで恵まれていると言われているのに転職できないのではないか?」
こんなことを心配している人も多いでしょう。
結論から言うと、高卒の正社員転職は普通にできます。
転職の王道を覚えておく
おそらく今の会社は高校などを通じて見つけたのだと思いますが、転職する場合には自分自身のことを転職先の会社に売り込みにいかなくてはいけません。
それこそ大卒社会人何年目かの経験者と同じフィールドで戦わなくてはいけないんです。
そんな戦いを少しでも有利に進めるには転職の王道パターンを知って、その通りに戦うことです。
ポイントはたったの3つ。
- 転職先が決まるまで辞めない(「働きながら次の職場を探す」というのが転職活動の王道です)
- 転職先の情報をしっかりと調べておく(参考:転職先がブラック企業かどうか見分けるには企業の評判サイトを絶対使うべき)
- 転職エージェントを利用する(面接の練習、自分を売り出せる履歴書の書き方などを教えてもらうことができます)
社会人として経験が少ないような場合、次の職場を見つけるためにはこうした基本的な戦略をしっかりとこなしていくことが重要です。
長くなりましたが、どんな選択肢を取るにしてもあなたの生活がより良いものになることを願っています!
もし転職の段取りが決まっていなかったら
オススメしたいサイト
これから転職を始めようという人にオススメ転職関連のサービスを紹介します。まだどうやって転職を進めるか決まっていない場合に参考にしてみてください。
転職はどれくらい情報を掴めるかがカギになっているので転職サイトと転職エージェントに登録して求人幅を広げ、口コミサイトで会社の情報収集をするいう方法をおすすめしています。(すべて登録無料)
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