転職活動中に求人票などを見ていると「この会社、数カ月前にも募集していたような…」というものだったり「私は結構前に不採用になったのにまだ同じ職種を募集している…」といったようなものがあります。
転職者にとって不安なのは「ずっと募集しているなんて、この会社退職率が高いブラック企業なんじゃないか?」ということ。
実際どうなのか?
私も長期的な求人募集に関わったことがあるのでその会社内の内情も含め、ずっと求人募集している会社についてまとめました。
なぜずっと求人募集をしているのか?
よく言われるのが「ずっと募集している会社=ブラック」といったような構図。
退職率が高く、集めても集めても人が離れていくので毎回求人をかけているというようなことももちろんありますが、実際には「ブラック企業だから」という理由だけではありません。
私のいる会社(ブラック企業ではない・・・と思っています^^;)でも数ヶ月に渡って募集をかけていたことがあります。
その時の理由は「募集はあったものの、自分たちが求めている水準の人材が来なかった」というもの。
募集で人が来てもそもそも事業の内容すら理解していなかったり、基本的な社会人マナーが問題外だったり…ということは往々にしてあります。人材の水準以外にも思っていたより人数が集まらなかったなんてこともあります。
「自分たちが求めている水準の人材が来ない」「そもそも人が全然来ない」というような時には求人票の内容を見直します。
その際に「もう少し水準を下げたほうがいいのではないか」「求人票の記載内容が難しい・堅いので人が来ないのではないか」といったことを検討し、求人票を書きなおすことを行います。
「求人票の内容を変更して継続的に掲載するところは怪しい」なんて意見もありますが、内々では「求人票を分かりやすくする」「応募の障壁を下げる」というようなねらいもあるので一概に「怪しい」とも言えません。
その会社がブラックなのかそうではないのかの見極め方
ずっと募集をしている会社については前述のとおり「ブラック」の可能性もありますし、「単純に人材が来ないだけ」の可能性もあります。
ただ、その見分け方を知ることが重要ですよね。
その会社に知り合いや遠い知り合いなどがいれば情報収集できるのですがなかなかそうもいかないことがほとんど。
一番簡単な方法としては企業のクチコミサイトを使うことです。
※「転職先がブラック企業かどうか見分けるには企業の評判サイトを絶対使うべき」に詳しく書いているので参考にしてみてください。
私がオススメしているのはキャリコネ。
オススメしている理由は単純に「私が使っているから」というのと、実際に使って前職の飲食業の書き込みを見てその内容に納得したためです。無料登録すれば使用できるので一度自分の勤めている(勤めていた)会社を調べてみるとその精度の高さがわかるかと思います。
またこのサイトでは従来から求人サイト(ハローワークも含む)だけを使った求人を推奨していません。
企業側が提出する求人票にはいわゆる「いいこと」しか書かれておらずネガティブな情報が入ってこないためです。
転職活動をするのであれば、企業の内情も含めて教えてくれる転職エージェントを使用した方が転職はより自分の希望に沿ってスムーズに進みます。
参考:私のおすすめする転職エージェントとクチコミ情報サイト一覧