面接や職務経歴書で「自分の強みがわからない」ないしは「自分の強みを上手くアピールできない」という人が非常に多いです。
特に一人で求人サイトを中心に転職活動をしている人に多く感じます。
「今の職場でも地味な部署だったし…」
「資格を全然持っていないですし…」
こんな声もよく聞きます。
でもちょっと考えてみてください。会社の中でも花形の仕事をしている人しか転職できないのでしょうか。
あるいは、目立った資格を持っている人しか転職できないのでしょうか?
もちろんそんなわけないのですが「自分の強みをアピールできない」「自分の強みがわからない」という人はどうしても隣の青い芝に目を向けてしまいがちです。
そこで今回は自分の強みの探し方と、アピールの仕方についてどうすればいいのかを考えてみましょう。
「誰にでも強みはある」は本当か?
「自分の強み」についてネットなどで調べてみると「誰にでも強みはあります」といったような話が散見されていて、自分に自信のない人はきっと、
「いやいや、こんな綺麗事を言われても…」
と思うかもしれません。
ですが実際に誰にでも強みはあるというのは本当です。
正確に言うと強みも弱みも表裏一体なものなので見方次第で強みにもなりますし、弱みにもなります。
私は「強みと弱みを教えて下さい」と言われた際に「弱みは強みを裏返したふうに言え」と教わりました。
例えば仮に私の強みが「集中力がある」だったとしましょう。
その場合、弱みとしては「没頭すると他のことが目に入らなくなってしまう」ということができます。
このように見方によってどうにでもなることがほとんどなので「自分には弱みしかない」という人は、それを裏返して「強み」にできることを忘れないようにしましょう。
自分に自信がない人の自己分析は意味がない
「強み」「弱み」を探りだす際によくあるのが自己分析。
私はこの「自己分析」に本当に意味があるのかどうかという部分について懐疑的です。
「自分には強みがない」と思っている人の多くは謙遜しすぎて自己評価が過小評価の傾向があるので、そんな人が自分自身を分析したところで結果として自分の評価が小さく収まってしまうことが多いのです。
小さく収まってしまった自己評価は当然企業の面接担当の人にも届くわけがなく、その結果、本当は魅力があるはずのあなたのことを理解してくれる人がほとんどいないという状態になってしまいます。
ですので「自分に自信がない」「過小評価をしてしまいがちだ」という人は思い切って自己分析をやめてしまいましょう。
第三者に自分の強みを引き出してもらうのが一番手っ取り早い
突然ですが「ファッションセンスのない人は自分でセンスを磨くよりも異性に選んでもらった方が手っ取り早くオシャレになれる」という話があります。ファッションはあくまで第三者が見るものであり、自分のセンスよりも他人のセンスに依存した方が早いというもの。わかりやすくてシンプルなロジックです。
「自分の強み」についても同じようなことが言えるでしょう。
最終的に第三者(企業面接担当者)があなたについての評価を決めるので、「自分の強み」は第三者に判断してもらったほうが早いのです。
私がおすすめしているのは転職についての優れた視点や経験のある転職エージェントですが、人によっては親や友人に相談してみるのがいいという人もいます。
実際に誰か別の人に相談してみると自分が思いもよらなかった発想や着眼点が出てきます。
「自分の強みがわからない・アピールできない」という人は、まず第三者に相談してみるといいでしょう。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
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