転職活動を実際に始めてみると結構なストレスが出てきます。

活動してすぐストレートに転職先が決まってしまえばいいのですが、多くの人は数ヶ月に渡って転職活動をすることがほとんど。
現職で疲れている中で転職活動を行うストレス、採用がなかなか決まらないことに対してのストレス、時間交渉・給与交渉などのストレス・・・などの様々なストレスがあります。

このような転職活動のストレスとどのように向き合っていけばいいのかを考えてみましょう。

転職活動中のストレスで減らせるものは減らす

実際の転職活動で起こりやすいストレスの代表的なものをピックアップしてみましょう。

  • 採用試験においてのストレス(面接や試験の緊張などによるもの)
  • 不採用になった時のストレス
  • 仕事と並行して転職活動を行うストレス
  • 面接対策・会社調査・業界調査などのストレス
  • 給与交渉などのストレス

簡単に挙げただけでもこれだけあります。
採用試験においてのストレスや、現職と並行してのストレスなどは転職活動を行う上で不可避なものですが、この中でも「面接対策・会社調査・業界調査などのストレス」「給与交渉などのストレス」などは転職エージェントを使うことで減らすことが出来ます。
具体的な内容については別項目「転職中のほとんどの苦労は軽減できる」で詳しく書いたので、もしエージェントを使っていないという人は参考にしてみてください。

長期に渡る転職活動の中では自分が抱えなくていいストレスはできるだけ軽減していくことがポイントです。

気分転換は定期的に行い、ダメそうになったら休む

前述のようにある程度のストレス軽減はできるものの、数カ月に渡って転職活動をしているとどうしてもストレスは溜まってきてしまうもの。
私は「自分ルール」を作って定期的にストレス発散することをおすすめしています。
具体的には次のようなものです。

  • 転職のことを何も考えない日を一日作る
  • (好きなアーティストのライブや静かな公園など)定期的に気分の晴れる場所に出かける
  • 規則正しい生活をする(睡眠時間や食生活を整える)
  • 定期的な運動をする(軽いジョギング等)

ここで重要なのは「ルールを作って定期的に必ず行う」ということ。
「ストレスが溜まったらやってみよう」でもいいのですが、「ストレスが溜まったな…」と感じる頃にはストレスの状態が赤信号になっていることがあります。そうならないように定期的に時間を決めてきちんと行います。

また「気分転換をしても、どうやってももう全然ダメで気分が塞ぎこんでしまう」というような時は一旦転職活動を休むのも一つの手段です。
転職をしなくても人生が終わってしまうわけではないので、一度休んでまた気分が戻ってきたら…とのんびり構えた方が長期的に見ていいこともあります。
もしあまりにも精神的に参ってしまっている人は心療内科の人に相談してみるなどしてみましょう。