ちょっと前に見た時は、求人サイトやアルバイト募集サイトに「募集中!」と書いてあったのに、今見たら「この案件の掲載は終了しました」などととなっていることはよくあること。
ただその企業が本当に気になるところだった場合は、諦めがつかないですよね。

仕事を探している人の中にはそういう人がちょくちょくいます。今回はそんな時にどうしたらいいのかをまとめます。

「掲載終了=募集の終了」ではない

求人サイトに関しての仕組みはいくつかパターンがあります。
まず期間を決めて求人情報を掲載しその掲載料としてお金を払うパターンと、無償で掲載して希望の採用ができたら成功報酬でお金を払うパターン(※)です。
前者の場合は求人が集まっても集まっていなくても期限が来たら「掲載は終了」となり、後者の場合は希望の求人が集まったので「掲載は終了」となります。
同じ「掲載は終了」でも実際に企業に人材が集まったかどうかは応募者側からはわかりません。

つまり、もしかするとその会社に人材が集まっていないのかもしれないということです。

もしその会社がどうしても気になって仕方がないということであれば会社のサイトに行けば求人情報はほとんどの場合、掲載されているはずなので一度問い合わせてみるといいでしょう。募集をしていたらラッキーですし、募集終了していたらそれはそれで仕方ないということで。

※求人サイトの仕組みについては「ジョブセンスをはじめとするアルバイトサイトでお祝い金をもらえる仕組みは?」で細かく説明しているので気になる方は参考にしてみてください。

募集側の立場から

私は飲食の仕事ではアルバイトの採用に、次の仕事でも社員の面接などに関わってきました。
その立場から言うと「求人サイトに掲載すれば絶対に人材が集まる」といったようなことはまずありません。

人としては素晴らしいけど会社にマッチしない、そもそも自分たちの会社の仕事内容を間違って認識している、条件が合わない、など意外とミスマッチも多いです。そしてそのまま募集の掲載期間が終わってしまって、結局希望する人数まで採用できなかった…などということもあるのです。

そんな中でもしも求人情報サイトに掲載していないのに良い人材が来たらそれほど嬉しいことはありません。
そして問い合わせてくれた人については既にこちらの会社に興味や熱意を持っているということ。

そうなると採用をする側としては勤務意識の高い人なのかなと感じますし、熱意ももちろん通常より高く感じることが多いです。

応募者の方は緊張したり、迷惑をかけているかなと思うかもしれませんが、問い合わせを受ける会社としては非常にありがたいことなので、求人サイトの掲載が終了していても気になるのであれば問い合わせてみましょう。