あなたは「ゆとり世代」と呼ばれている年代でしょうか?
会社内で「ゆとり世代」と上の世代では仕事についての考え方の相違や開きが大きいと言われており、いわゆる「ゆとり」の人達は社会に出てみて「合理的じゃない」「こんな会社ではやっていられない」と思うことが多く、すぐに辞めてしまう。3年以内に辞める若者が増えているなんてデータもあります。
「すぐに辞めてしまう」という現状は上の世代からすると「我慢が足りない」とか「社会を甘く見ている」と思えてしまいます。
そしてそういった上の世代の声を聞いて「仕事が理にかなっていないと思うけどもしかすると自分が間違っているのではないか?」「転職するべきではないのではないか?」と思い悩んでしまう「ゆとり」世代の人も多いようです。
今回はそんな「ゆとり」と呼ばれている人たちに向けて、転職をしたいと思った時に考えたほうが良いポイントを世代間ギャップも踏まえまとめてみました。
世代間ギャップはゆとりではなくともあるものなので気にしない
実際に大学を卒業して、社会人として会社に勤めてみると上の世代とのギャップは大きいことが多いでしょう。
代表的なものとしては以下のようなものでしょうか。
- 無駄な残業や休日出勤が多く、ワークライフバランスを重視していない
- 飲みニケーションが強いられることが多い
- 給料は安くてもいいので自分の時間を重視したい
「ゆとり世代」の人の中にも社会で様々なギャップを感じた結果「間違っているのは自分なのだろうか?」など思い詰めてしまう人もいます。
実はそういうわけではなく世代間ギャップはいつの時代も存在しています。
上の世代の人も若者だった頃に「新人類」などと呼ばれて揶揄されていたりしたのです。
新人類(しんじんるい)とは、栗本慎一郎が作り出した言葉であり、1980年代に用いられた新語である。1979年頃からテレビやラジオ、大衆週刊誌などで広く用いられ始めている。当時の若者を、従来とは異なった感性や価値観、行動規範を持っている、と規定し、否定的にも肯定的にも(要するに、都合良く)使われた。
(新人類 – Wikipedia)
歴史を振り返ってみると分かる通り、若者 vs 年長者の構図は今に始まったことではなく以前からあるもの。
歴史という長い視点で「そもそも対立があるもの」と俯瞰して見ると無駄に気を煩わさなくて済むんじゃないかと思います。
自分が考えていることは「自分が考えていること」として素のままに受け止めればいいのです。
転職は慎重に行ったほうがいい
今回は「転職を考えたい」という話がメインなので転職の話をしましょう。
「今の会社や人間関係が納得行かない」という思いが募っている場合、在職期間が短くてもすぐに退職してしまってもいいものなのでしょうか。
私は「すぐに退職しない方がいい」と思っています。
ゆとり世代であろうがなかろうが「在職期間が短い」ということは採用担当者に「この子はすぐ辞めているけどうちの会社に入社してもすぐ辞めるのではないか?」という警戒心を与えてしまいます。
人によっては「ゆとり世代であることも関係しているのだろうか」と考えるでしょう。
そうなってくると転職市場では不利な状況しかありません。
もし仮に今すぐに辞めたいということであれば次の点を抑えておいてください。
- 在職中に転職活動をして、採用が決まるまでは退職しないこと
- 退職理由が合理的なものかどうか?
前者は転職のセオリーなので割愛します。(ここを守っているだけで失業という最大のリスクは防げます)
次が「退職理由が合理的なものかどうか?」です。
極端な話ですが「ブラック会社で無給だった」とか「休みが一日もなかった」とか法に反したものであれば明らかに辞めてもいい対象ですよね。「キャリアパスを考えた際に今こうした会社に転職するのがベストだと思った」など将来の最終的な展望を述べるのもいいでしょう。
このような理由ではなく「会社内の飲み会が嫌」「残業が毎日1時間ある」のような理由だと転職活動をしていても納得してもらえないことがほとんどです。
ゆとり世代に限ったことではないですが、相手が納得できるような転職理由をきちんと説明できることで自分に合った転職活動ができる可能性が一気に高まります。
転職を検討する際には長期的な視点を持ってどうすべきなのかを考えてみましょう。
もし転職の段取りが決まっていなかったら
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