私はチェーン店で働いていたので、基本的には本部から配布されるポスターを店内なり店頭に設置するという方式を採っていました。
これはチェーン店のメリットで、そこに過度な経費の心配をする必要がなかったのは良かったです。
(もちろん正確には経費の一つですが本社と連携しているため安くすみます)
ところがチェーン店ではない場合、ポスターの作成を業者に依頼するのにもお金がかかってきます。
そこで店内や店頭に自作したアルバイト募集のポスターを設置するという方法があります。
今回はその際の作成のポイント・注意しなくてはいけない点などをまとめました。
ポスターを自作するメリット・デメリット
まず、ポスター自作のメリット・デメリットです。
メリットは「自作なので作成者の人件費のみで済む」ということです。制作の業者に発注をするとその分のお金がかかります。発注経費が浮くのが最大のメリットでしょう。
「自作だとタダ」と考える人もいるかと思いますが、こういったポスターの制作などを得意とするアルバイトの人に依頼する場合はその費用を払うのが筋です。
最近ではネット上にテンプレートも配布されているのでいいものがあればそれを使ってみてもいいかもしれません。
デメリットについては制作物の出来が少し貧相になってしまう傾向があることです。
プロに依頼した場合、それ相応の納品物が出てくるので、比較した場合には見栄えの問題は妥協しなくてはいけないことが多いです。
記述内容が法律に引っかからないようにする
作成にあたって、まず求人の募集要項が法律に引っかからないような内容にするということが最重要です。事実と異なる虚偽の内容を記載するのがダメなのは当たり前ですが、それ以外にも例えば男女雇用機会均等法などに基づき「男性募集」「女性募集」などの明記は厳禁となっています。その他にも年齢制限などや国籍制限なども記載はNGです。法律的な観点から見てみるとNGとなる事項は多いので注意しましょう。
詳しくわからないというようであれば、業務内容や給与など最低限のところにとどめておいてあとは面接でサポートするというのがいいかもしれません。
ラミネート加工する
ありがちなのがポスターを作ってそのまま店舗の外側の窓などに貼りだし、雨が降った日にポスターが濡れ、文字の滲んだポスターがそのままになっている…といったような状態。店舗運営している側の人でその辺がずぼらな人が案外多いですが、お客様側の立場から見るとこれ、とんでもなくみっともないです。店頭が非常にみすぼらしく見えるのでそういったところで働こうとは思わないですし、なによりその店の価値そのものを下げてしまいます。
店頭向けにポスターを貼る場合、窓の内側(店内側)から貼ったほうが良いでしょう。
店内でも何かの拍子にポスターが汚れることはあるので、ポスターを設置する場合はラミネート加工を必ず施し、ポスターが汚れていないかは定期的にきちんとチェックします。ラミネート加工できる「ラミネーター」は家電量販店で数千円で販売しています。商品POPなどを作るのにも活用できるので持っていない場合は購入してしまいましょう。
店は最大の広告
最後に絶対覚えていかなくてはいけないことです。
店頭や店内に貼るポスターはあくまで募集のサポートでしかありません。
わかりやすい例で言うとポスターに「明るく、笑顔あふれる仲良しの職場です!」と書いてあっても店内は殺伐としている、となってしまうと募集しようと思わないですよね(笑)
店頭、店内に求人ポスターがあるということは求職者候補の人は求人条件と実際の職場を一緒に確認しているようなものなのです。
あくまでポスターはサポート役。そこはいつも心に置いておくようにしましょう。
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