飲食店は店長がトップ。チェーン店だとその下に社員が配置されていることがあります。(どんな配置でもアルバイトさんを中心にお店が動いていることが多いので人数はそれほど多くないはず)

さて、その店のトップである店長、実質No.2である社員さん。
その人達が人格者であれば全く問題はないのですが、社員が必ずしも人格者ということはありません。仮に横暴だった場合アルバイトの人はどのようにしたらいいのでしょうか?

今回は「セクハラ」「パワハラ」のケースで考えてみることにします。

セクハラ

まず深刻な問題としてあるのがセクハラ。これについては正直耐える必要がないので、問題だと思ったらすぐに言った方がいいです。
チェーン店など本社があるものについてはホットラインが儲けられていることが多いので、相談してみましょう。あるいは店長の上にいるエリア統括者に連絡してみるのも有効な手段です。
個人店のようなところの場合、一度言ってみて、もし改善しないようであれば思い切って辞めてしまうのも手かなと思います。

ただ、この手の問題は物証がないことが多いので、証拠として第三者が公正に判断できるような物証をは持っておくようにしましょう。メールで嫌がらせをされたのであればそのメール、電話の録音、写真など。
そうではないと「そんなつもりはなかった」「言った・言ってない」議論で終わってしまうことも多いです。

パワハラ

お店の中で立場が上なのをいいことに、手を上げてきたり、口汚い言葉で罵ったり、どう考えても難しい仕事を押し付けてきたり・・・そんなパワハラをする社員や店長も悲しいかな、存在することも事実。
手を上げてくるとなるとさすがに看過できないところなので、前述のセクハラ同様、ホットラインやエリア統括者、もしくは各自治体の労働局に問い合わせてみるのもひとつの手段でしょう。

こちらの問題もセクハラと同様、物証があることにより第三者に被害の説明がしやすくなります。

店長や社員の横暴についてはどう対処すべき?

立場上、店の中でも偉いとされる人々が横暴だと、その下で働いている人としては正直微妙ですよね。中には「仕事に行くのも嫌だ」という人も出てくるのではないでしょうか。
「おかしいな」と思ったらまず自分の現状の環境を把握することからはじめ、誰かに相談をしてみるなりしましょう。そうすることにより客観的な意見も聞けるかもしれません。そこから改善案を見つけましょう。

とは言え「そんなことに我慢しながら働いてもしょうがなく、自分の人生の時間の無駄」というのが本音なので、改善の見込みがなければ「こちら側からこんな仕事お断りだ」くらいのスタンスでもいいのではないでしょうか。