現代人は何かとストレスが多いので頭痛に悩まされている人も多いのではないでしょうか。
今回は「転職と頭痛」をテーマにしようと思っているのですが、みなさんは「転職」「頭痛」と聞いてどんな状況を思い浮かべますか?
もっとも考えられるのは次のようなものではないでしょうか。
- 転職をしたら転職先の職場環境になかなか馴染めず頭痛が止まらなくなった。
- 現在の職場でストレスがひどく、頭痛が止まらない。転職をしたい。
この2つのパターンの「転職と頭痛」について悩んでいる人が多いかと思いますので対処法についてまとめました。
(共通)まずは病院に行く
頭痛があまりにもひどいようであればまずはお医者さんに行きましょう。
一般的に頭痛の診療は内科に行くのが良いとされています。ただし、それ以外にもし精神的な疲れなど思い当たる節があるようであれば心療内科に相談してみます。
病院に行かず我慢し続けた結果、精神的に参ってしまい結果的にうつになってしまうなどの事例も最近は少なくありません。
ごくごく基本的なことですが苦しいと思ったらまずは病院へ。
自己判断で済ませないようにしましょう。
転職後に新職場に馴染めなくて頭痛が止まらない
最初に「転職をした後に新職場に馴染めず頭痛がすることが増えてきた」という場合の話をします。
転職前には「新職場で明るい生活が待っている」と胸を膨らませながら新天地に行くものの、実際に転職をしてみるとストレスが想像しているよりもあったりもするものです。
前職と比較して環境自体は改善されていても、環境の変化は思っている以上のストレスを与えます。
※余談ですがアメリカの学者ホームズという人が「社会再適応評価尺度」というライフイベントにおけるストレスの度合いを発表しています。
その中で特にストレスの多いものとして「配偶者の死」が100、「離婚」が73、「夫婦別居生活」が65…とどんどん進んでいき、「転職」は36。「転職」は人生の中で18番目にストレスが溜まるものに分類されているのです。
(詳細:国立保健医療科学院「ライフイベント法とストレス度測定」の資料に掲載)
話が少し逸れてしまいましたが、転職後、自分自身が思っている以上に負荷は大きいということです。
ここで耐え切れずに退職を検討する人もいますが、まず一度「この職場は本当にひどい職場なのか」というのを客観的に見てみましょう。
もしまだ頑張れそうなのであれば、折角手にした内定なので頑張ってみます。ただし、精神的に参ってしまいそうな時には「頑張らない」という選択肢を持っておくのも重要です。自分の身体を一番大切に考えましょう。
また現職が客観的に見てもひどい場合、あからさまなブラック企業に当たってしまったような場合には「転職先がブラック企業だった時の対処法。我慢か、即、退職か。」を参考にしてみてください。
いずれにせよ、自分の身体の状況を一番大切に自分の行動を考えましょう。「頑張らない」というのも選択肢の一つです。
現職のストレスがひどい。転職したい
次に「現在の仕事のストレスがひどい。転職したい」という人。
職場はどこへ行っても、どんな会社に勤めてもある程度のストレスは抱えることになります。
ですが、それにも程度があって身体に異変(頭痛・吐き気・めまい・過呼吸など)が出てきてしまうような場合には既に身体が赤信号を出している証拠です。
まずお医者さんに行ってみて、その頭痛の原因を究明し、それが現職にいる以上は解消のしようがないのであれば転職するのも一手でしょう。
転職をする際に頭痛問題は先に解決しておいたほうが好ましいです。
「頭痛の理由が分かった(あるいは解消した)ので転職」といったイメージですね。
前述のとおり、転職そのものも結構なストレスがかかってくるので、頭痛問題を解決しないとストレスのかかっている自分の身体に対してより大きな負荷をかけてしまう可能性もあります。
まずは今抱えている頭痛と向き合ってから転職を行動に移しましょう。
繰り返しになりますが、自分の身体の状況を一番大切に考えることが重要です。
必要に応じて休職するなどの方法もあるので、「無理」と思ったら身体がパンクする前に休みましょう。
※当サイトは転職関係のトピックスもありますので、タイミングが来たらまた参考にしてみてください^^