習慣的に飲食店の売上管理などを紙で面倒で複雑な計算しているところもまだ多いことでしょう。
そこで覚えておきたいのが「エクセル」。
私は飲食店をやっていた時に簡単なエクセルの数式を使って数字を算出し、上層部への数値報告や改善分析を提出していました。
おそらく今エクセルを使っていない人の中には「計算をパソコン任せにして数値が変わってしまうのが怖い」とか「敷居が高そう」と思っている人も多いでしょう。
そこで今回は敢えて難しいことはせずに簡単なものだけ覚えてもらえればと思います。
これを覚えるだけで劇的に計算が楽になるのでまずは実際に試してみてください。
エクセルとは?
正式名称は「Microsoft Excel」。
マイクロソフトが開発した表計算ソフトのこと。
上記のような「X」型のアイコンで入っているはずです。
(パソコンによってアイコンが異なるので「緑」「X」を目印にしてみると分かりやすいです)
開くとこういった感じのマス状のシートが出てきます。
勉強していくとかなり高機能な部分まで落とし込めるのですが、今回は非常に簡単な数式だけ覚えましょう。
最初に
それでは早速やってみましょう!
まず以下のような入力をしてください。
B列2行目:12
C列2行目:6
(数字は他の数字でも構いません)
こちらを元に下記赤枠の部分(D列2行目)に計算式を入れてみます。
※ここから全角では動かないことがありますのでキーボードを「英数字」入力にしてください。
足し算
足し算は「+」を使うと計算できます。
D2列に「=B2+C2」と入力します。
(B列2行目とC列2行目を足す、という意味です)
すると…
12+6の答え「18」が表示されます。
これを応用することにより「1週間の売上の合計」「時間帯別の売上の合計」などを一回で処理することができます。
引き算
足し算ができたら引き算もそれほど難しくありません。
「-」を使って計算します。
同じくD2列に「=B2-C2」と入力します。
(B列2行目からC列2行目を引く、という意味)
12-6の答え「6」が表示されますね。
応用で「前日との売上差異」「前月との売上差異」などを計算することができます。
掛け算
掛け算は「*」を使って計算します。
D2列に「=B2*C2」と入力。
(B列2行目とC列2行目を掛ける、という意味)
12×6の答え「72」が表示。
応用編としては「同じ価格の原材料を複数個購入した場合のトータル価格」「消費税計算」などがあります。
(ちなみに消費税の小数点も「1.08」と入力すれば108%の意味合いになります)
・割り算
最後に割り算。割り算は「/」(スラッシュ)を使用。
D2列に「=B2/C2」と入力。
(C列2行目をB列2行目で割る、という意味)
12÷6の答え「2」が表示。
応用としては「客単価の算出(総売上÷客数)」「原価率の算出(原価÷売値)」など。
最後に
今回ご紹介したものについてはエクセルの入門中の入門です。
触っていても壊れることはないのでぜひとも色々と数式を触ってみたり、入力する数字を変えてみてください。
またこれ以外にも便利な「関数」というものもあるので、四則演算を理解したら次のステップとしてチャレンジしてみましょう。
忙しい業務の負荷軽減にご活用ください!