お店の営業時間が決まっている場合、お店を開けるための開店準備があります。
求人広告などで仕事が募集されていることもありますが、飲食店で働いたことがない人にはイメージがわきにくいもの。
そこで実際にどのようなことをするのか、簡単にまとめてみます。
※私は社会人になって飲食店でしたが、実は学生時代にも某飲食チェーン店の開店準備のアルバイトをやっておりこのへんは結構経験した方なんじゃないかなと自負していますw
開店するための準備
お店によってやることが少し異なりますが、おおまかに開店準備は以下のような作業になります。
・店舗内の清掃
・キッチンの準備
・ホール側の準備
順を追って説明します。
店舗内の清掃
まず店舗内の清掃です。
「清掃」と言っても前日の閉店時にある程度は片付けられていることがほとんどなので(衛生面からも閉店後にキレイにしておいた方が良い)、チェックのような簡単な作業であることが多いです。
簡単にピックアップしてみると以下の通り。
・店舗内の簡単な掃き掃除
・テーブルやカウンターの備品等チェック
・トイレのチェック(汚れ、トイレットペーパーのチェック)
・プランターなどの花のチェック、水やり
・店舗外観チェック(ごみなど落ちていないか)
来店してくださるお客様が快適に感じられるようにチェックします。
キッチンの準備
いわゆる「仕込み」作業ですね。
ここができていないと開店してからすぐに商品を提供できないという事態に陥ってしまいます。
こちらも簡単にピックアップしてみると以下の通りです。
・食材の在庫チェック(不足しているものなどないか)
・食材準備(野菜のカット、小分けなど)
・厨房機器の電源を入れる(入れ忘れてて大惨事になったことがあります・・・)
・商品の準備(ごはんなど予め開店直前に用意しておかないとダメなもの)
飲食店の「核」となる部分ですね。
ホール側の準備
こちらは主にテーブルなどの準備ですね。
・お箸・紙ナプキンなどの補充
・ドレッシングなどの補充
(このへんは閉店作業でやっているような店もあります)
・ドリンクなどの機器確認
・厨房を介さない食材の確認(アイスなど)
・金銭管理(レジのお金の補充など)
先程の清掃パートもホール側の仕事に入ってくることもあります。
この仕事のおすすめポイント
私はアルバイトの頃に開店作業を専門にやっていたこともありこの仕事はとても好きでしたw
一旦お店をオープンすると、店が活気だって回りだしていくのでそこにいる店員も慌ただしく動くことになります。
逆に開店作業については店舗の中に店員しかおらず人の流動が全くないので、自分との戦いです。
私がこの仕事で一番楽しんでいたのは「いかに開店までに美しくお店の準備をできるか」だったので、美しくオープンできた時はとても満足して1日を過ごすことが出来ました。自分が準備することで後から働く人が快適に過ごせるというのが喜びでした。
店舗によって行うことは違っていたりもするので詳しい仕事については面接などの際に聞いてみてください。
やってみると結構面白いのでおすすめですよ。