社会人の中でも煩わしいなと思われがちなのが「職場の飲み会」。

「若者の居酒屋離れ」という言葉もあるように、飲みに行く人も世間的には減ってきています。

そういう背景があるのと、飲める人でさえも「上司や先輩社員のお説教を聞きたくない」とか「この人は飲むと帰してくれないしめんどくさい」ということも多く、職場の飲み会は嫌われる傾向にあるようです。
そんな行きたくない職場の飲み会に誘われた時、どのような理由をつけて断るのが一番無難で、相手を傷つけず、人間関係も平穏なままになるだろうかと悩む人は多いでしょう。

私自身は飲み会が大好きなので予定が空いていればホイホイついていってしまうのですが(笑)、飲み会大好き側の立場から「こう断って貰えれば大丈夫!」というのをまとめてみますね。

スタンダードな断り方(毎回断りたいわけじゃないけどたまにしか行きたくない人向け)

「先約がある」
普通に断る分にはこれで十分でしょう。
角を立てないのであれば「来月飲みましょう」とかそういった一言を付け加えるのも良し。
こういうのを繰り返しているうちに誘っている方も段々と「行きたくないんだな」と察してくるところもあります。

「体調が悪い」
こちらもスタンダードな方法。相手にはこちら側の体調は分かりませんし、ハッキリと言えるようなものではないので断りやすいです。
次に誘われた際にまた「体調が悪い」というのも不自然になってくるので何回も使える方法ではないのがちょっと不便なところ。
用事があって、普通の断り方では引いてくれない相手に対しての対処法として使いましょう。

「家庭の都合(奥さん/旦那/子供)」
家族がいる人は「家で食事すると言ったので」とか「仕事が終わったら真っ直ぐ帰るように言われているので」いう言い訳をするのもいいかもしれません。
「子供の世話が…」などもアリです。

根本から断ち切る断り方(職場の飲み会には絶対に行きたくない人向け)

「お酒が飲めない」
誘われた際に一番最初に「お酒が飲めないんです」と言ってしまえば、ある程度分別のある相手であれば誘われなくなるでしょう。
お酒を飲む人は一緒にお酒を飲んで楽しくなりたい、という人が多いので。

「自分は1杯飲んだらすぐ気持ち悪くなってしまう」「すぐ吐いてしまう」などの人は結構な割合でいるので現実感はあるかなと思います。
ただ、本当は飲める場合は辻褄が合うように断った相手の前で飲まないなどの配慮はしましょう。

「飲み会が好きではない」
こちらも根本から断ってしまう方法ですね。
飲み会が好きではない人を何度も誘いまくる酔狂な人はそうはいないので、絶対に会社の飲み会に行きたくない人はこういう風にハッキリ言ってしまいましょう。

強要されるような職場は要注意

通常のコミュニケーションが取れる会社であれば行きたくないことを言ってしまえばそれで終わりかと思うのですが、驚くべきことにそうではない会社もあります。
飲み会の参加の有無が仕事の評価に関わってくる会社だったり、先約があると言っても「断れ」と言ってくるような上司がいる会社ですね。

これはあくまで個人的な感想ですが、そんな会社にいる価値ってあるのかなーという感じです。
業務であればともかく、プライベートの時間にまで干渉してくる会社というのは私だったら嫌だなーと思います。余計なことで気持ちをすり減らすのって不毛じゃないですか?
それを含めて頑張りたいということであれば全然問題ないのですが。

もし強要してくるようなところであれば世間的にはズレている会社なので、その会社にいるべきなのかどうなのか。将来のことを考えたほうがいいでしょう。